2016年1月31日日曜日

あるがまま

今日も飽きずに裏高尾に行ってきました。朝から東の空には厚い雲が立ちはだかり、期待していた霧氷も光芒も出会えませんでした。頭を切り替え、林道をゆっくりと歩きながら心が動いた被写体に出会うと、ためらわずにカメラを構え、あるがままに受け止め、その魅力を引き出すような構図と光を意識して写してみました。

朝のひと時
東の空がオレンジ色に染まりました。
(写真をクリックすると画像が大きくなります。)


 霧流れる
ほんの1~2分の短い時間でした。


 雪の林道
何気ない林道も雪化粧すると、カメラを向けたくなります。



 小枝の向こうに
普段は通り過ぎる風景ですが、冬季には
木の小枝の重なりが美しく見える時があります。


木陰
暗い杉の林道に短時間だけ日が射しはじめました。
長い影が現れ、この空間の中で体を休めました。


光陰の技
一本の杉の木に光が射し始め、その近くの小枝が輝きはじめました。
何気ない風景も光が射しただけで美しく変わることを実感しました。

2016年1月30日土曜日

裏高尾の梅情報(Ⅱ)

東京地方の天気予報が雪から雨に変わり、裏高尾に行こうか行く前か迷いましたが、山間のドラマ
を期待して行ってきました。今朝の裏高尾は霧が流れ一部霧氷も見られ、行って正解でした。


 山間には霧が絶え間なく流れていました。
(写真をクリックすると画像が大きく見えます)


荒井梅林の白梅は一部開花していました。


 梅林の横をカラフルなあずさ号が走り抜けて行きました。


 木下沢梅林の方は寒いせいか開花は
あまり進まず、残雪もあります。


 春を待つ木下沢梅林


裏高尾の一部に霧氷が見られ、
その上を霧が流れていました。

2016年1月28日木曜日

市民カメラマンとしてのボランティア活動(Ⅵ)

自宅から自転車で5分程の位置に浅川があります。冬季限定となりますが、早朝に浅川に行くと川霧が発生することがあり、昨年1月から撮り続けています。その写真が八王子市広報のface bookに掲載され、多くの方々に見て頂きました。 

八王子市広報(1/26掲載) https://www.facebook.com/hachioji.koho
【朝焼けの浅川と川霧】
 普段何気なく見ている浅川。けれど季節や時間が違うだけで、新しい顔を見せてくれることがあります。冬の寒さを吹き飛ばすような、心温まる一時です。
(写真は市民カメラマン・内藤昇さん撮影)


浅川(背景の建物は八王子市役所庁舎)
(写真をクリックすると画像が大きく見えます)


浅川の川霧

2016年1月26日火曜日

八王子の雪風景(Ⅱ)

八王子は1月18日に初雪が降りましたが、その際少し頑張って市内の雪風景を撮影しました。八王子の雪風景は1月19日のブログにも掲載しましたが、今回はその続きです。

 雪が降ったらここに来ようと思っていました(小宮公園弁天池)
朱色のお宮に雪が良く似合います。
(写真をクリックすると画像が大きく見えます)


人の足跡がない大根畑です。(東京元気農場)
寒いながらも、どこか暖かさを感じられる写真が撮れればと思います。


このような心象風景が好きです。
空気がきれいで空が紫色に染まり、至福の時を過ごしました。


心象風景(Ⅱ)
この時間帯は空がピンク色から紫色、青色までの
グラデーションがとても美しいです。



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先月定年退職をむかえ、自由の身となりましたが、これからは生活・健康・趣味等
すべて自己管理をして行く必要があります。
昨日は東京消防庁認定の応急手当普及員(救急救命講習指導員)の資格維持の
ため、立川防災館に行き、再講習を受け合格しました。これまで職場で年4回行う
普通救急救命講習の指導員として、心肺蘇生やAEDの使い方を社員に指導して
きましたが、今後は地域のボランティア活動に生かして行きたいと思います。
また先週は八王子市ボランティアセンター主催の精神保健福祉ボランティア研修に
参加してきました。精神的に障害を持つ人や不調を訴える人が増えており、産業
カウンセラーや心理相談員の資格を生かした傾聴ボランティア活動に参加し、
社会復帰を望む方々のお役に立てればと思っています。
写真の方は、八王子市の市民カメラマンとして広報活動に参加するとともに、
写真屋さんのお手伝いをしながら、楽しんで行きたいと思っています。

2016年1月24日日曜日

寒波襲来

1月前半は暖冬が続き穏やかでしたが、後半は寒波が日本列島に襲来し、厳しい寒さとなっています。路面凍結によるスリップ事故が多発しており、走行には十分に注意したいものです。その寒い中、川霧や残雪の風景を撮るため、八王子市内をマウンテンバイクで走り回りました。

 浅川の川霧(午前7時)


 小宮公園の雪景色


 雪に落葉


 竹林の雪風景


カメラザックに霜が降りていました。
おおー寒うー!

2016年1月23日土曜日

裏高尾の雪景色(Ⅱ)

裏高尾の残雪と梅林の状況を見るため、マウンテンバイクに乗り行ってきました。裏高尾の道路は除雪作業が終わり車でも自転車でも通行可能です。全体的に雪は大分融けていましたが、山の北斜面や影の多い場所は残雪があり、雪景色を撮ることができました。


普段は通り過ぎる場所ですが、雪があると趣が違ってきます。
木々の枝が白く輝き、まるで霧氷のようにきれいです。(駒木付近)
(写真をクリックすると画像が大きく見えます)


紅梅も開花が進み、雪の上には落下した花が
目立つようになりました。


ピック色の梅をアップで撮ってみました。

続いて、荒井地区にある天神梅林を訪れました。近年、木下沢梅林が有名になり、天神梅林はその陰に隠れています。北向きに位置するこの梅林はまだ残雪がありました。


 残雪のある天神梅林(荒井地区)


紅梅が開花し始めました。



2016年1月19日火曜日

裏高尾の雪景色

裏高尾には、昨年50日程通いましたが、冬風景が少なく、特に雪風景が不足していました。一昨日より雪が降りましたので、早速路線バスを利用して裏高尾に出掛けてきました。雪は大分融けてはいましたが、何とか裏高尾の雪景色を撮ることができました。


 渓流の雪風景Ⅰ(日影沢)


 渓流の雪風景Ⅱ(日影沢)


日影沢の渓流を撮影後、木下沢梅林に移動しました。
梅林に着くとまだ雪が残っており、春を待つ梅林の冬風景を撮影することができました。


春を待つ梅林の雪風景Ⅰ(木下沢梅林)


梅林の雪風景Ⅱ


 杉林の雪風景


八王子の雪風景

1月17日の夜から降り出した雪は18日の午前まで降り続き、八王子市では大雪警報が発表されましたが、朝には解除されました。午後3時頃には晴れ間が出始め、夕方小宮公園付近に行ってきました。

 珍しい木を発見
雑木林が夕日に染まる瞬間に出会えました。


田園の雪景色
東の空の色がとても美しかったです。


富士山の夕景
住宅の屋根には、まだ雪が残っていました。

2016年1月17日日曜日

第29回日本写真家連盟(PFJ)展を鑑賞




上野の東京都美術館で開催中の第29回日本写真家連盟(PFJ)展に行ってきました。広い会場には会員作品153点、公募入選作品107点、合計260点の全紙・全倍サイズの作品が並び、圧巻でした。こんな大規模な写真展を拝見したのは初めてであり、レベルの高い作品を観て大変参考になりました。

出展作品のフィルムとデジタルで比較すると、会員作品の部では約70%がフィルム約30%がデジタルでした。一方公募入選作品の方は、約10%がフィルム、90%がデジタルでした。これより同連盟は現在のところフィルム主体の作品作りを目指す人の多い組織であることが分かりました。しかし、公募で入選した人には、入会費免除の特典が与えられているため、今後は徐々にデジタルに移行して行くものと思われます。

すべての作品をざっと観て、また最初に戻り、自分が心惹かれる作品をマークしながら鑑賞しました。また公募入選作品の内、さらに入賞となる作品は何が違うのかを考えながら鑑賞しました。これからも優れた作品を沢山観て、写真の目を肥やして行きたいと思います。

2016年1月15日金曜日

裏高尾の梅情報(Ⅰ)

裏高尾の紅梅が1月初旬に咲き始めましたが、その後の状況を確認するため裏高尾を訪れました。現在は寒気が到来したためか、梅の開花は足踏み状態となっているようです。


紅梅の開花状況(駒木の関所付近) 


紅梅が一部開花(木下沢梅林全景)


 紅梅が一部咲き始め(木下沢梅林)


流れる雲の向こうに太陽が薄っすら
顔を出しました。


2016年1月14日木曜日

卒業旅行

私の卒業を記念して家内がミステリーツアーを計画してくれ、案内されるままに向かった所は、行きたかった箱根の温泉でした。1日目は新宿から小田急ロマンスカーに乗り箱根湯本まで行き、そこから箱根登山鉄道に乗って強羅駅で下車、強羅公園を散策した後、湯本温泉に泊まりました。2日目は星の王子さまミュージアムをめぐり、ゆったりとした時間を過ごしながら家路につきました。


 小田急ロマンスカーに乗り箱根へ


 ブーゲンビリア(強羅公園温室内)


 温泉ホテルの料理
豆腐料理がおいしかった!


 星の王子さまミュージアム

「大切なことは目に見えない、心で見るんだ」の
言葉が印象に残りました。


寒気が到来した箱根仙石原は雪がちらほら
山の上は霧氷が着いていましたが、撮影は我慢!


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永年勤務したサラリーマン生活も昨年12月31日をもって無事卒業する
ことができました。これまで苦楽を共にしてきた職場の人達、私を支えて
くれた家内と家族に感謝したいと思います。
今でも時々夢に見る残業で終電に乗り遅れた場面、自分が進めてきた
研究が他の論文に発表されてしまった場面、研修の講師を引き受けたが、
何を話していいか分からなくなり困惑した場面など、不安を抱えたサラリー
マン生活の一端が夢にまで現れました。しかし、それも今となっては良き
思い出となりました。これからは第二ステージであるプロ(?)写真とボラン
ティア活動等に参加し、社会に恩返しをして行きたいと思います。

2016年1月10日日曜日

夕やけ小やけふれあいの里

八王子の夕やけ小やけふれあいの里で風景写真2015Awardと前田真三賞クオリファイの展示があり、行ってきました。また2階の前田真三ギャラリーでは、前田真三がサラリーマン時代に撮った写真も展示されており、その後写真家としての第一歩は異例の45歳だったそうです。


 夕やけ小やけふれあいの里にある
前田真三ギャラリー


 前田真三ギャラリー
タイトル「前田真三―風景自在」


山里の夕景 

私は自分の写真に迷いが生じると、時々ここに来てブレを修正しています。風景写真の基本に立ち返ることが出来るような気がします。夕やけ小やけふれあいの里を後にして江戸時代にタイムスリップしたような場所に行きました。


趣のある古民家と旧鎌倉街道(西寺方町)

この民家の庭には、市指定天然記念物の
キンモクセイの木があります。


 旧鎌倉街道と旅の安全を守る地蔵


雑木林と夕空の撮影スタンバイ