2019年10月31日木曜日

秋の小田代ヶ原

今年も紅葉風景を求めて小田代ヶ原に行ってきました。「前日雨の当日晴れ」の撮影には好条件で、何かが起こることを期待して出発しました。赤沼駐車場に午前4時30分に到着、4時45分に出発し、低公害バス専用道路を50分程歩いて小田代ヶ原に到着しました。

 小田代ヶ原

 朝陽射す

霧を期待しましたが、風が強くて発生しませんでした。日光へ向かう東北道では加須~佐野間が霧のため通行止めで下道を走ったのに~(泣)。それでも風が止むと、台風で貯まった水面にはカラ松の映り込みが現れました!

小田代湖

 水面の秋

 カラ松の黄葉

折角奥日光まで来たからと、小田代ヶ原からバスに乗って千手ヶ浜まで行ってみましたが、紅葉はいま一つでした。

千手ヶ浜の紅葉

小田代ヶ原では偶然写真家の金子美智子さんにお会いすることができました。明るく飾らない人柄にとても好感が持てました。翌日はまた音楽会撮影のお仕事があるため、午後1時頃には日光を後にしました。来月は霧氷の撮影に期待したいと思います。


2019年10月25日金曜日

音楽祭の撮影秘話

10月25日(金):今日は朝から雨が風も強い中、市内中学校の音楽祭が八王子市のコンサートホールで開催され、カメラマンとして参加しました。音楽や歌声が聞こえてくるような写真を目指していますが、なかなかその域には至りません。出演者は日頃の成果が出て嬉しそうでした。

音楽祭会場の市営コンサートホール

撮影はカメラ2台体制で臨みました。1台目は観客席中央最後尾のカメラでステージ全体を撮ります。2台目は手持ちカメラで左右から出演者の表情を狙います。

合唱の場合、指揮者が中央に立つため中央のカメラのみでは死角ができます。そこでサブカメラで左右から手持ちで撮って補います。会場ではサブ機で階段を歩き回るため足音が出ないよう心がけています。

当然、写真はシャッター音が出ないライブビューモードで撮りますが、ピント合わせが今一つで撮った画像を確認しながら進めています。

この他、絶対外せないイベント、例えば入学式や卒業式、記念式典等の撮影はカメラ2台体制で臨みます。1台のカメラが壊れてもすぐに対応できる体制が必要だからです。

そんなこんなで機会あるごとに反省し、次に生かす努力をこれからも行っていきたいと思います。

2019年10月24日木曜日

日本風景写真協会東京支部写真展

富士フォトギャラリー銀座で開催中の日本風景写真協会・東京支部写真展に行ってきました。東京支部は会員約30名、プロ写真家を招いての年4回の作品講評会、年2回の撮影会開催など、活発な活動を行っているそうです。



写真展の様子

四季折々の力作が展示されており、どの写真も心に残る光景でした。

会期:2019年10月18日(金)~10月24日(木) 最終日は14時まで
場所:富士フォトギャラリー銀座 スペース2

2019年10月20日日曜日

音楽祭の撮影で思うこと

本日(10/19)は市内中学校の合唱祭撮影を行いました。現在2つの写真屋さんから委託カメラマンの仕事を引き受けています。撮影で一番厳しいのが古い体育館での音楽祭です。暗い、暑いor寒い、照明は水銀灯、ストロボ撮影禁止、さらにシャッター音の禁止の場合です。本日はそんな条件の下での撮影でした。

体育館での合唱祭

このような条件ではカメラの感度、ホワイトバランス、シャッタースピード、露出補正等の最適設定に加え、無音シャター機能付き一眼レフカメラの使用等の対応が必要です。

これまで失敗を続けながらも、試行錯誤を重ねることで最適条件を見出してきました。カメラも無音シャッター機能を備えた一眼レフカメラに切り替えました。

それでも場所によって撮影条件は異なるため、早めに現場に行って撮影準備を入念に行ってから本番に臨むようにしています。

最近は学校の音楽祭もコンサートホールを貸し切って行う場合が多くなり、撮影条件の変動幅も小さくなっていますが、古い体育館での撮影はカメラマンの真価が問われる場でもあります。

2019年10月18日金曜日

第2回伊豆天城山写真展のご案内

伊豆の天城山には鬱蒼としたブナの樹林帯があり、湿潤なブナの森には苔が生え、夏にはシャクナゲの花が咲く。霧が流れると神秘的な森の風景が現れ、人の心を打つ情景が展開する。その森に魅せられた写友を含む写真家達の「幽響の森」と題した写真展が新宿のリコーイメージングスクエアで開催されます。お勧めの写真展です!




会期:2019年10月30日(水)~11月11日(月)10時30分~18時30分(火曜日定休)
場所:リコーイメージングスクエア新宿
ギャラリートーク:写真家・辰野清氏 11/2(土)13時~、11//8(金)16時~


写団薬師総合写真展が無事終了

10月4日(金)~10日(金)まで富士フィルムフォトサロン東京で開催されていました写団薬師総合写真展が無事終了致しました。開催期間中、大勢のお客様にお越し頂きありがとうございました。私の作品も1点展示しておりましたので、掲載させて頂きます。

富士フィルムフォトサロン東京

北国の春

5月の連休前に訪れた裏磐梯で見つけたミズバショウの群生地です。ミズバショウと残雪を被写体にカメラを構えましたがもう一つ+アルファがほしく、寒いなか背景の木々が夕焼けに染まる時刻まで2時間近く待って撮影したことを思い出します。

撮影日時:2017年4月27日 18時
撮影場所:福島県・北塩原村

2019年10月15日火曜日

紅葉風景(原生林と御射鹿池)

10月9日(水):白駒池での紅葉撮影を終え、コメツガなどの原生林を歩きました。この原生林にはきれいな苔が生えており、また奇形の木も面白く感じました。

苔とキノコ 

タコの足? 

 恐竜?

白駒池の駐車場を出て、夕闇迫る奥蓼科の御射鹿池(みしゃがいけ)に向かいました。

 紅葉が始まった御射鹿池

 紅葉の映り込み

御射鹿池は農業用のため池ですが、それよりも東山魁夷画伯の緑響く(白馬の絵)の絵で有名な場所です。柵ができて湖畔まで入れなくなりましたが、相変わらず心に残る風景のため暗くなるまでシャッターを切りました。気が付いたら昼ご飯を食べていませんでした(笑)。

天ぷらざる蕎麦

長野に来たら、信州そばです。茅野市の街道を走っていると「そばきりきっせい」という看板が目に入りました。ちょっと高級そうなお店、天ざる蕎麦1800円は高めでしたが、とても美味しく満足でした。昼食兼夕食後、中央高速を走り八ヶ岳サービスエリアで車中泊しました。今月は撮影のお仕事が多く、良い気分転換になりました。

2019年10月13日日曜日

台風19号の残した爪痕

大型の台風19号が東日本を直撃、各地で川の氾濫や土砂崩れにより甚大な被害をもたらしました。私の住む八王子市の浅川も水かさが増し氾濫寸前までなりましたが、どうにか回避できました。防災情報を得ようとしても市のホームページはアクセス集中でつながらず、防災放送もはっきり聞き取れず、結局今回はFacebookやtwitterが有効な手段でした。

 茶色く染まった浅川

 水位が下がってもこの濁流(11時40分)

橋にトラップされた浮遊物

台風19号の被害が各地で出ており、自然の猛威を痛いほど感じました。私も避難所に行くことを覚悟して荷物をまとめましたが、何んとか行かずに済みました。長野県の千曲川が氾濫し甚大な被害が出るなど各地で広がっており、一日も早い復興を願うばかりです。

2019年10月10日木曜日

紅葉風景(白駒池)

10月9日(水)台風19号が接近する前に、紅葉風景を求めて北八ヶ岳山麓の白駒池周辺を旅してきました。午前6時に白駒池に到着すると、湖畔はすでに紅葉の見頃をむかえていました。

白駒池の紅葉 ①

白駒池の紅葉②

白駒池のドウダンツツジとダケカンバは紅葉のピークを迎えていました。この日何故か冷静沈着で、人のあまり撮らないような被写体が目に付きました。上の2枚の写真は定番ですが、光や水面にも目を向けてシャッターを切りました。

水面に映る紅葉

逆光で撮った水草

その後、白駒池を右回りに1周、途中ジブリの森などを撮影しながら歩きました。

原生林と苔

湖畔で写真を撮っていたら、長野日報記者に後ろから撮られてしまいました。彼は先日行われたTCC(チームチャンピオンズカップ)を3年連続で取材しているそうで、TCC談議に花を咲かせました。(新聞に出たかどうかは定かではありません)
さらに写真家の安念余志子さんにも偶然お会いし、少しですがお話することができました。その後原生林の苔を撮り、夕景の御射鹿池を撮影するため車を走らせました。
(続く)

2019年10月8日火曜日

写団薬師総合写真展開催中

私が所属する写団薬師の写真展が六本木の富士フィルムフォトサロン東京で開催中です。私の写真も1点展示しています。会期は10月10日(木)までです。私が受付当番だった6日(日)の14時からギャラリートークがありました。

 富士フィルムフォトサロン東京

 満員のギャラリートーク

この日のギャラリートークは写団薬師主宰の前川 彰一ではなく、新井 完夫講師と露木 潔准講師でした。両講師とも写団薬師を陰で支えるキーマンです。だじゃれトークはないものの普段聞けないトークとあって、このトークを聞くために来場された方もおられました。

新井講師によるギャラリートーク

露木准講師によるギャラリートーク

写団薬師メンバーからのメッセージ

来場者にギャラリートークの感想を聞くと、作品のポイントを丁寧に分かりやすく解説していただき、よく理解できたとのこと。薬師会員に聞いても好評でした。勿論私も大変良かったと思います。尚、ギャラリートークは今回をもって終了しました。

2019年10月4日金曜日

武蔵村山写真クラブ写真展 ~自然との語らい~

写友S氏が所属する武蔵村山写真クラブの写真展が立川市女性総合センター アイムで開催されており、拝見してきました。風景写真をこよなく愛する会員10名の力作30点(半切サイズ)が展示されていました。


会場はJR立川駅北口から徒歩5分の位置にあり、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り頂きたいと思います。お勧めの写真展です!


写真展の様子

会期:令和元年10月1日(火)~10月6日(日) 9時30分~18時(最終日は17時まで)
場所:立川市女性総合センター アイム(JR立川駅北口より徒歩5分)