2018年12月30日日曜日

八王子の田園風景(Ⅱ)

田園風景の中を歩いていると、そこで暮らす人たちの想いが見えてきたりします。桐の木は女の子が生まれた時に、将来の嫁入り道具として揃える桐のタンス用に植えたり、道しるべとして柿の木を植えたりしていたそうです。

 残り柿

富士の見える牧草地 

 大木

田園風景 

そして、辺りが薄暗くなる頃、3本のケヤキからなる大樹が夕焼け空の良いシルエットととなり、私の写欲をかき立てます。その昔、ここで農夫たちが弁当を広げて語らったかもしれない。

ケヤキの大樹

今年もいろいろありましたが、もうすぐ一年が終わろうとしています。どうぞ良いお年をお迎えください。

2018年12月26日水曜日

第14回美しい風景写真100人展のご案内(再)

表記について2019年1月4日(金)~1月17日(木)まで、富士フィルムフォトサロン東京(六本木)で開催されます。私の作品も1点出展させて頂いておりますので、お時間を見つけて是非お立ち寄りください。


<日時・場所>
会期:2019年1月4日(金)~1月17日(木)
会場:富士フィルムフォトサロン東京(六本木)
ギャラリートーク:上記の100人展ホームページをご覧ください。

<内藤の在廊予定>
1月5日(土)10時~13時20分 
1月8日(火)13時~17時
1月13日(日)13時~17時  → 1月12日(土)13時~17時に変更

<アクセス>

2018年12月24日月曜日

八王子の田園風景(Ⅰ)

八王子は市街から少し外れるだけで田園風景を眺めることができます。小宮公園に隣接する元気農場もその一つです。この農場で採れた野菜は都内の学校給食に供給されています。この辺りは牧歌的な風景が残っており、私の好きな場所の一つです。

田園に続く道

 牧草地と柿の木

 キャベツ畑

霜の畑

毎年冬になると澄んだ青空にこの牧歌的な風景がよく似合うため、よくここに来ます。また田園の中に柿の木があり、写真撮影の対象にもなっています。(続く)

2018年12月17日月曜日

残り柿と心象風景

毎年12月中旬になると、田園風景に立つ1本の柿の木を撮りに行きます。昨年は柿の実を鳥に食べられて跡形もありませんでしたが、今年は残っていました。残り柿と私の大好きな心象風景を撮ってみました。

田園の一本柿 

夕空を背に

 森を背に

心象風景

八王子にもまだまだ探せばいい所があります。柿の実がある内にしばらく通ってベストショットを撮ってみようと思います。

2018年12月9日日曜日

なごり秋

雨上がりの12月7日、もう遅いと思いつつもモミジのきれいな場所に行ってみました。案の定、落葉が大分進んでいましたが、霧が助けてくれました。

雨上がりの道 

 晩秋風景

次に落葉を主役に被写体を探し、マクロレンズで撮影してみました。

 舞い降りた天使

落葉のじゅうたん

東京も紅葉の見頃は過ぎ、秋のなごりを感ずる風景が目立つようになりました。冬将軍が来る前に、秋から冬への移ろい風景を探してみようと思います。

2018年12月8日土曜日

第14回美しい風景写真100人展のご案内

昨年に引き続き、美しい風景写真100人展(富士フィルム、隔月刊風景写真主催)に入選することができ、案内状が届きましたのでご案内致します。お時間を見つけて是非お立ち寄り下さい。尚、私の在廊日時につきましては、後日ご連絡させていただきます。


<東京>
会期:2019年1月4日(金)~1月17日(木) 10時~19時
会場:富士フィルムフォトサロン東京(六本木)

各会場図

出展者一覧

水墨画の世界(Ⅱ)

12月6日(木)夕方、時間が取れたので裏高尾に行って来ました。普段何気ない山の風景も霧が流れると、まるで水墨画のような世界に変貌します。雨が止んだ夕方の風景をご紹介します。

霧流れる
(写真をクリックすると画面が拡大)

 色ずく山肌

山肌を流れる霧は常に変化し、とどまることを知らない。水墨画の構図を意識しながらシャッターを切る。モノクロの世界に色づく紅葉が花を添える。

 霧に包まれて

青の世界

約1時間ほどでしたが、目の前に展開する水墨画のショーを楽しみました。

2018年12月6日木曜日

もう一つの紅葉風景

12月に入り暖かい日が続いたと思ったら今度は寒い日が到来、何だか今年の冬の入口は寒暖差が大きい気がします。先日小学校のアルバム撮影の帰り道、ふと気になる風景を見つけ、車から降りて撮影しました。

 商店・倉庫の紅葉風景

商店のご主人にお伺いすると、蔦は特に何も手入れはしていないが、今年の紅葉は特に色づいて綺麗とのことです。そう言えば過去にも住宅の外壁や塀にも紅葉のアートを見つけました。

外壁の紅葉風景

塀の紅葉風景

最近、高齢化にともなう空き家が増え、庭木や植物が延び放題の光景を時々見受けますが、そのような事情とは関係なく、自然は本能のままに生きているのですね。

2018年12月2日日曜日

前田真三写真展『幾山河』開催

私の写真展も一昨日で無事終了し、気持ちが楽になりました。そこで早速、12月1日より八王子の夕やけ小やけふれあいの里で開催中の前田真三写真展『幾山河』に行って来ました。

 ギャラリー入口

 前田真三ギャラリー内Ⅰ

展示作品は1957(昭和32)年から1986年(昭和61)年までに撮られたもので、日本全国の山河と人との関わりを表現したものが多く展示されていました。畑仕事をする農夫の構図がこれ以上ないという絶妙な位置にあり、大変参考になりました。

前田真三ギャラリー内Ⅱ

モミジの紅葉

夕やけ小やけふれあいの里内の紅葉は少しピークを過ぎましたが、まだ楽しめます。

■前田真三写真展『幾山河』会期:2018年12月1日~2019年3月27日
●前田真三ギャラリー:http://yuyakekoyake.jp/exhibition/shinzo_maeda.html

2018年12月1日土曜日

第4回 内藤昇風景写真展が無事終了

11月2日より裏高尾の珈琲焙煎店ふじだなで開催していました「第4回内藤昇風景写真展 ~和の風景~」がお陰様で無事終了することができました。山奥の小さな写真展にも関わらず、地元の方々をはじめ、写真仲間、同級生、元職場の同僚、市民カメラマン、ふじだなのお客様等、多くの方々にお越し頂きました。


そして、写真展を通じて様々な方々と知り合い、貴重なご意見を頂きました。また見知らぬお客様同士の会話が弾んだり、交流も深まりました。


ただ残念だったのは、わざわざお越し頂いたのに私が不在のため会えなかった人達がおられたことです。芳名帳や感想ノートを拝見し、大変申し訳けなく思います。


今後は皆様から頂いた貴重なご意見や感想を受けとめ、次の機会に生かしていきたいと思います。ありがとうございました!