2018年1月29日月曜日

払沢の滝が全面結氷

1月28日(日):東京都西多摩郡檜原村にある払沢の滝が12年振りに全面結氷しました。寒波襲来により連日氷点下の気温が続いたため27日(土)の結氷率は98%となり、翌日100%を期待して写友2人と行ってきました。

 1/28(日)全面結氷した払沢の滝

全面結氷した払沢の滝

気温は-3℃

払沢の滝を撮影後、滝の下流で成長する氷の造形を撮るのも楽しかったです。

氷の造形

●檜原村観光協会結氷状況:http://hinohara-kankou.jp/keppyou/

結氷率100%となった払沢の滝を写友と一緒に鑑賞できました。今年の冬は大変寒く、諏訪湖の御神渡りも期待できそうです。

2018年1月26日金曜日

浅川の雪景色

八王子市のほぼ中心を流れる浅川、この浅川が真冬の寒い時期だけ放射冷却により川霧が発生します。今週は大寒波が襲来しているため様子を見に行ってみました。

 浅川の雪景色と川霧
(写真をクリックすると画面が拡大します)

今朝も氷点下となったため、朝陽が射し込む時間帯には川霧が発生しました。残雪もあり、この時期にしか撮れない光景が撮れました。川霧を撮り終え河川敷の雪原にふと目をやると、倒れそうな枯草の周りにきらきら光るものがありました。

宝探し

望遠レンズで位置を微妙に変えながらファインダーを覗くと、雪の結晶に反射した光が虹色に輝いていました。

2018年1月23日火曜日

雪景色

1月22日(月)東京が大雪になる前に雪景色を撮ろうと電車に乗り奥多摩方面に向かいました。以前から雪が降ったらここに行こうと決めていた場所です。現地に着くと雪はすでに10cm程積っており、風も弱く撮影には好条件でした。

 ①しんしんと

 ②メルヘンの世界

実は雪景色を撮る前に頭に描いていたことがあります。
①しんしんと降る雪の軌跡を入れる
②遊び心でストロボ撮影を試みる
③モノクロの雪景色に色を添える

③雪化粧

雪はどんなものも白の衣に包み込み美しい世界にしてくれます。しかし自分で撮った過去の雪景色の写真を見ると何か物足りない気がしていました。そこで変化がほしく、考えた結論が上記①~③の調味料を加えることでした。ストロボを使うことなどは賛否両論とは思いますが、効果的と思われる場面では使ってもよいのではないかと思います。

2018年1月21日日曜日

写真展巡り

1月20日(土):本日は上野および新宿で開催中の3つの写真展巡りをしてきました。

1.第31回日本写真家連盟展 ~四季の彩り~
会期:平成30年1月19日(金)~26日(金) 9:30~17:30
場所:上野・東京都美術館


午後2時30分より写真家・辰野清氏によるフォトセミナー「心を動かす感情風景術」があり、聴講してきました。セミナー室の定員230名を大きく上回る人気ぶりでした。
人間の深層心理と写真との関係を事例を交えながら紹介、具体的には、写真の主役の位置や光を取り込むことで鑑賞者の心理が孤独感から安堵感に変化する過程を解説。また普通の写真からインパクト性のある写真に変化するにはどのような工夫が必要か、また造形から情景へ変化させるための表現方法の解説があり、大変参考になりました。

2.星野佑圭写真展 ~絶景恋愛~
会期:2018年1月5日(金)~1月22日(月)10:30~18:30(最終日15時まで)
場所:ニコンプラザ新宿(日曜休館)


日本各地の絶景を星野さん独自の感性で切取った情感あふれる作品が展示されていました。どの作品も割と有名撮影地で撮ってはいるものの、さすがプロと思わせる作品に仕上げていました。作品鑑賞後写文集を購入し、サインも書いていただきました。また記念写真撮影も気軽に応じてくれました。

3.幽響の森写真展
会期:2018年1月17日(水)~1月22日(月)10:30~18:30
場所:リコーイメージングスクエア新宿


曽我定昭氏を中心とする30名の作家が幽響な森で撮った美しくも妖しい作品が展示されている写真展。私の所属する写団薬師のメンバーの3名、さらに写真家・辰野清氏も出展しています。伊豆天城山に生息するブナ林やシャクナゲの花等、決して派手ではないが見応えのある作品が展示されていました。受付のテーブルには撮影地の地図が置かれており、色々と情報を教えて頂きました。

2018年1月14日日曜日

八王子の牧場風景

八王子市小比企町にある磯沼牧場に行ってきました。この牧場には牛や羊が放牧され、自由に動きながら牧草を食べて健康に育っています。いつかこの風景を撮ってみたいと思い、本日夕方実現しました。

牧草を食む羊たち

餌を食べる牛たち

牧場の風景は今までほとんど撮りませんでしたが、小学校の校外学習でカメラマンとして同行した折に撮ってみたいと思うようになりました。八王子にもこんな風景があったのかと驚かされます。

メタセコイヤの木と三角帽子の建物が外国のようです!

今後は朝の光が射した風景や四季折々の風景を撮ってみたいと思います。

2018年1月13日土曜日

立ち枯れの木のある風景

長野県上高地の大正池や大滝村の自然湖には水没した立ち枯れの木があり、風景写真の有名な撮影地となっています。しかし東京から遠いため、そう簡単には行けません。そこで、そのミニチュア版のある東京都町田市の小山内裏公園に行ってきました。写真仲間の間では、「なんちゃって自然湖」と呼んでいます。

 大田切池の立ち枯れの木

 寒波到来により池は全面氷結!

氷上の野鳥

 青空と緑の映り込みが美しい!

 氷表面の造形が面白い

立ち枯れの木は何となく寂しさを感じさせる風景です。本日は池が全面氷結しており、本場大正池や自然湖の雰囲気を少しだけ味わうことができました。

2018年1月12日金曜日

新春の風景

八王子市にある小宮公園では、早咲きの菜の花とロウバイの花が咲きはじめ、新春の風景が観られます。本日は澄み渡った青空に黄色のロウバイが良く映えました。

 早咲きの菜の花が咲いています。

 ロウバイが咲き始めました!

 ロウバイと菜の花とのコラボです。

青空とロウバイが映えます!

菜の花の咲いている場所の近くには、ユウカリの巨木が2本あります。
青空を背景に白い幹が印象的です。

白いユウカリの木も青空に映えます!

長く伸びた木陰が印象的でした。

2018年1月10日水曜日

光と遊ぶ(Ⅱ)

写真の自主トレの一環として雑木林の中に身を置き、写真の基本となる光を感じながら草木を表現してみました。

光めぐる
(写真クリックで画面拡大)

見つめられ

優しさに包まれて

何処へ

人が気づかずに通り過ぎるような何気ない風景にも、よく観察すると美しいと感ずる風景があります。今日はそんな風景を求めて雑木林を散策し、いいなと思う光景を素直に表現してみました。

2018年1月8日月曜日

どんど焼き2018

今年も八王子市の地元町会主催によるどんど焼きが浅川河川敷で行われました。どんど焼きは正月の松飾りやしめ縄などを積み上げて燃やし、1年間の健康と幸福を祈る行事です。地元町会では、毎年成人の日に行われます。

どんど焼き(浅川河川敷) 

事前に準備した竹の串にだんごを刺して火の勢いが納まるのを待ちます。


やがて子供達を先頭に残り火の周囲に集まり、どんど焼きが始まります。


残り火でだんごを焼く他、残り火の中にアルミホイルに包んだサツマイモやジャガイモを投げ入れて焼きます。

どんど焼きの風景

当日は100名程度集まった人達に温かいだんごや焼きいもが配られ、ビールを飲みながら親睦を深め合いました。

2018年1月6日土曜日

川霧撮影からの教訓

今朝はこの冬2回目となる多摩大橋の川霧撮影に行ってきました。現地に着くと放射冷却による川霧が発生し、いい雰囲気が漂っていました。撮影準備を終えてファインダーを覗くと、何んと画面右奥に釣り人が映っています。声を掛けるには遠すぎるし、釣り人を避ける構図を模索しましたが物足りず、結局また釣り人を入れて撮りました。

 多摩川の川霧

心の中でボヤいても所詮釣り人もカメラマンも趣味で楽しんでいる者同志、文句も言えません。ならばと、あきらめる前に発想の転換をしてみました。

①釣り人を味方にする
釣り人も風景の一部としてとらえ、そのまま受け入れる。この場合、自然風景(ネイチャのみの風景)とするには無理がありますが、自由風景(人や人工物も入る風景)では十分成立すると思います。

①釣り人を味方にする

②撮影場所を変える
人の映らない場所を探して移動し新たな構図を得る。この場合、周りの撮影者の迷惑にならないように十分注意する必要があります。

②撮影場所を変える

③画角を広くする
広角レンズを用いて広い範囲を撮ると人も人工物も小さくなり、あまり気にならなくなります。広い範囲の場所を撮る時は効果的ですが、狭い場合は無理があります。

 ③画角を広くする

当初は「あの釣り人さえいなければ良い写真が撮れるのに」などと思い、集中力も途切れがちでしたが、発想を変えることで気分が楽になりました。その場での柔軟な対応がその時の気分を良くも悪くもすることを身をもって体験しました。

2018年1月2日火曜日

2018年の初撮り

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年は美しい風景写真100人展に初入選することができ、長い間目標としてきたことが実現できました。今年も新たな目標を設定して取り組んでいきたいと思います。

さて2018年の新しい年を迎え、元旦の朝は大分冷え込みました。家の屋根や車の窓は霜が降りており、霧氷を期待してあきる野市の里山に直行しました。

 霧氷の世界
期待通りの世界が広がっていました!
(写真をクリックすると画面が拡大します)

霧氷満開 

 銀世界への誘い
ゴーストが入り残念、リベンジしたいと思います!

 光のマジック

氷りつく湿原

この場所は「里山保全地域」に指定され、雑木林、田んぼ、湧水があり、また野生動植物も共存することから「野生動植物保護地区」にも指定されています。自然豊かな里山でルールを守りながら自然の姿をカメラに収めて行きたいと思います。