2018年1月6日土曜日

川霧撮影からの教訓

今朝はこの冬2回目となる多摩大橋の川霧撮影に行ってきました。現地に着くと放射冷却による川霧が発生し、いい雰囲気が漂っていました。撮影準備を終えてファインダーを覗くと、何んと画面右奥に釣り人が映っています。声を掛けるには遠すぎるし、釣り人を避ける構図を模索しましたが物足りず、結局また釣り人を入れて撮りました。

 多摩川の川霧

心の中でボヤいても所詮釣り人もカメラマンも趣味で楽しんでいる者同志、文句も言えません。ならばと、あきらめる前に発想の転換をしてみました。

①釣り人を味方にする
釣り人も風景の一部としてとらえ、そのまま受け入れる。この場合、自然風景(ネイチャのみの風景)とするには無理がありますが、自由風景(人や人工物も入る風景)では十分成立すると思います。

①釣り人を味方にする

②撮影場所を変える
人の映らない場所を探して移動し新たな構図を得る。この場合、周りの撮影者の迷惑にならないように十分注意する必要があります。

②撮影場所を変える

③画角を広くする
広角レンズを用いて広い範囲を撮ると人も人工物も小さくなり、あまり気にならなくなります。広い範囲の場所を撮る時は効果的ですが、狭い場合は無理があります。

 ③画角を広くする

当初は「あの釣り人さえいなければ良い写真が撮れるのに」などと思い、集中力も途切れがちでしたが、発想を変えることで気分が楽になりました。その場での柔軟な対応がその時の気分を良くも悪くもすることを身をもって体験しました。

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