2022年5月29日日曜日

ヤマボウシ

5月下旬になると山や公園でヤマボウシが咲き出します。ホームコースの都立小宮公園では3本のヤマボウシがあり、赤い花びらを付けて人の目を楽しませてくれます。


ヤマボウシ全景
(2022.5.23撮影)

しかし、このヤマボウシをどう撮ったら良いのか悩みます。

ヤマボウシに接近し遠近感を表現
(広角ズームレンズ22mm域)


花びらの密集部分を切取る
(望遠ズームレンズ300mm域)


花びらの表情を出す
(望遠ズームレンズ300mm域)


雨上がりのしっとり感を表現
(マクロレンズ105mm使用)


花びらの裏から繊維組織をねらう
(マクロレンズ105mm使用)

早朝からヤマボウシと向き合い試行錯誤しながら撮り続けましたが、結局普通の写真の域を出ていないと感じました。ヤマボウシという被写体はなかなか難しいと感じました。

2022年5月25日水曜日

高尾山麓の野草たち

5月21日(土)雨が断続的に強く降る午後、高尾山麓に向かいました。目的はジャケツイバラを撮るためです。ジャケツイバラはマメ科の植物で枝先に直径3センチほどの黄色い花を咲かせます。昨年のデータを基に今年も会えるかなと思いながら歩きました。


ジャケツイバラ
(今年も会えました!)


ジャケツイバラ
(モミノキに寄生して黄色い花を咲かせます)


高尾山麓の林道
(新緑のトンネルです)

シャガ
(雨に濡れて生き生きとして見えました)

この日は時折ジャケツイバラを霧が包みねらいとしていた光景が撮れました。頑張った甲斐がありました。

2022年5月22日日曜日

湯西川沿いの立ち枯れの木

5/14(土)南会津町と日光市との間に湯西川ダムがありますが、そのダムに流れ込む湯西川沿いに立ち枯れの木のある場所が何ヵ所かあります。4~5年前から有名になった場所は水位が増していて確認できず、別の場所を探索しました。


立ち枯れの木(Ⅰ)


立ち枯れの木(Ⅱ)


立ち枯れの木(Ⅲ)


水面への映り込み

この場所は数年前に訪れた時には釣り人や川遊びの人達がいましたが、今回は人気がなく私一人でした。立ち枯れの木としては小規模の場所ですが、木の形が面白く且つ木に近づけるため良いかも知れません。

江戸時代の宿場町・大内宿を散策

5/14(土)喜多方市から八王子市の自宅まで帰るのに西会津街道を通り、日光市から有料道路と高速道路を利用して帰りました。途中下郷町の大内宿により、江戸時代の情緒を体験してきました。



大内宿
(江戸時代の宿場町として栄えたそうです)


藁ぶき屋根のある店舗兼民家
(店舗のほとんどが土産物屋さんか蕎麦屋さん)


店舗の前には花とラムネ
(昔懐かしい)

大内宿は江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ街道の宿場町として栄えたそうです。参勤交代のお殿様御一行が泊まったのでしょうか。いろいろ想像しながら歩きました。

2022年5月21日土曜日

三ノ倉高原の菜の花畑

5/13(金)白川湖の水没林を撮影後、喜多方市の三ノ倉高原花畑を訪れました。この高原は季節に応じた花を育てており、ちょうど菜の花が咲き誇っていました。


三ノ倉高原の菜の花畑全景


菜の花畑Ⅰ


菜の花畑Ⅱ


三ノ倉高原はスキー場ですが、休閑期には喜多方市の主催で花畑フェスタが開催され、この時期は菜の花畑、夏はひまわり畑として一般に開放されています。今年は5月下旬まで菜の花フェスタが開催されています。


2022年5月19日木曜日

白川湖の水没林

5/13(金)の未明に道の駅・田沢なごみの里を出発、周辺は昨夜に降った雨で運転がしずらいほど霧が濃く、期待は膨らみました。細い山道を30分程で白川湖に到着しました。月山では霧に恵まれませんでしたが、白川湖ではほど良い霧が湖面を包んでくれました。


水没林が美しい白川湖
(天候は無風のため湖面はまるで鏡面の様でした)

さらに奥へ

新緑と川霧


白川湖全景と雪を被った飯豊連峰

お仕事撮影の合間を縫って月山および白川湖に行ってきました。月山は今回初めて行き、広大なブナ林の新緑と残雪を撮ることができました。白川湖は3回目の訪問にして水没林と霧のある風景を撮ることができました。根気よく通っているご褒美でしょうか。。。


2022年5月16日月曜日

ブナの新緑と残雪の月山へ

5月11日(水)~14日(土)までブナの新緑と残雪の月山および水没林の美しい白川湖を巡ってきました。二つとも「今でしか出合えない光景をどうしても撮りたい」との気持から、車中泊2日、温泉ホテル泊1日の一人旅をして来ました。まずは月山の光景をご紹介します。


地蔵沼
(水面に映る新緑が美しい)


地蔵沼から300m程上がった先の山形県立自然博物館に車を止め、そこから遊歩道を介さずにショートカットしながらブナ林の美しい場所まで徒歩40~50分程登ります。するとこんな光景が・・・

ブナ林Ⅰ
(まだ残雪が1.5m程あります)


ブナ林Ⅱ
(ブナの花が残雪一面に散った茶色のブナモミジが美しい)


ブナ林Ⅲ
(ブナの幹周りの雪が円周状に溶ける根開け現象が不思議)

ブナ林を抜けてさらに登ると、突然周海沼が現れました。

周海沼
(丁度ミズバショウが咲いていました)


月山のイラストマップ
(登りの高低差は約150m)

ようやく月山に登りブナの新緑と残雪トレッキングを行い、大好きなブナの下で下見を含め2日間撮影を楽しみました。もう体力的にこれが最後かななどと思いながら一期一会の光景を目とカメラに焼き付けてきました。(続く)

2022年5月7日土曜日

連休は絵画を鑑賞

連休中は混雑を避け、八王子市内で開催中の絵画展をめぐりました。写真を撮る際の参考にするなどと固いことは考えず、純粋に絵画を鑑賞しました。

1. 星野富弘 心やすらぐアート展

星野富弘アート展

中学の体育教師だった作者がクラブ活動の指導中に不慮の事故に遭い、手足が不自由なってから口を使って絵や文字を描くようになったそうです。絵も言葉も優しく心癒されました。

日時:4月24日(日)~5月8日(日)
場所:めじろ台 シオンチャペル


2. 旅路の風景 北斎、広重、吉田博、川瀬巴水作品展

旅路の風景作品展

江戸時代の浮世絵作家として有名な北斎の「富嶽三十六景」や広重の「東海道五十三次」などの代表作品および日本画の作品を鑑賞しました。

日時:4月2日(土)~6月5日(日)
場所:東京富士美術館

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連休明けから学校関連のお仕事撮影が入り忙しくなります。その合間を縫って風景写真の撮影に行ってみたいと思います。


2022年5月3日火曜日

森の中へ

ヤマツツジのある風景を求めて八王子の丘陵地を歩きました。途中、森の中を歩いている内に目に映る光や新緑の美しさを感じてレンズを向けました。雨上がりの森は生き生きとしていて心癒されます。


光との出合い


美しい新緑

野草に舞い降りた雫に心惹かれました。



雨上がりの風景

水滴がついたヤマツツジは生き生きして見えました。


雨上がりの風景

明け方はこんな風景にも出合いました。

光芒との出合い

自然は本当に美しいですね。これからも出来るだけ森の中に身を置き、森の鼓動を感じてみたいと思います。

2022年5月2日月曜日

高尾山系の山野草

いよいよ5月、天気は晴れたり、曇ったり、雨が降ったり目まぐるしく変化しています。今日は雨降る中を高尾山系のクマガイソウやシャガ等を撮りに行きました。


クマガイソウの群生


かくれんぼ


恥ずかしがりや


高尾山系の代表選手・シャガ


紫色した可愛い花


山野草は雨に濡れて生き生きとして見えました。これから山野草を求めて歩くのも楽しみな季節になりました。たまには自然の中に身を置くことも大切なことかと思います。

2022年5月1日日曜日

岩野隆司写真展

 山野草をこよなく愛する岩野隆司さんの写真展が裏高尾の「ふじだな」で開催中のため拝見してきました。美味しい珈琲を飲みながら自然の息吹を感じてきました。






会期:5/1(日)~5/30(月)10時~17時
   火、水、木はお休み
場所:珈琲焙煎店 ふじだな
   八王子市裏高尾町1254
   0426-61-0798