2016年8月20日土曜日

市民カメラマンとしてのボランティア活動(H28-4)      伝統工芸品多摩織手織り体験講座

八王子の地場産業である織物を後世に伝えるため、伝統工芸品に指定された多摩織の手織りを夏休み期間中の小学生に体験をしてもらう講座が八王子織物組合ビルであり、取材してきました。

 多摩織の素材となる絹糸

人気のある講座で、募集人員20名に対し、60名の応募があったそうです。
熟練した職人の指導を受けながら、受講者は多摩織を体験します。

 手織りの体験学習

八王子の織物の説明やビデオを観て織物の歴史を学びます。

説明資料は懐かしい模造紙

八王子は明治30年代の織物売上高では京都、桐生に次ぐ全国3位を占め、また昭和30年代のネクタイ地の生産は全国の60%を占めていましたが、残念ながら後継者不足等により次第に衰退して行きました。時代の流れには勝てず、織物が伝統工芸品として受け継がれて行くことを望みます。

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