2018年4月15日日曜日

福島の桜を追う旅(1日目)

桜の美しさを求めて今年も福島県の田村郡三春町、郡山市、二本松市、南会津群下郷町を訪れました。今年は桜の開花時期が例年に比べ1週間から10日早く、一気に咲いた性か色づきは今一つでした。

合戦場のしだれ桜(二本松市)
丁度満開の時期をむかえ、菜の花の黄色とよく合ってしていました。

 合戦場のしだれ桜(樹齢約180年)

福田寺の糸桜(二本松市)
三春滝桜の子にあたり、丁度満開の時期をむかえていました。背景に赤土の斜面があり、桜とうまく絡ませると日本画のように作画できました。

福田寺の糸桜(樹齢約300年)

雪村桜(郡山市)
室町時代の画僧・雪村が晩年に過ごしたとされる雪村庵に立つしだれ桜。背景に竹林を配し水墨画のような美しさを誇っていました。昨年撮るつもりでしたが散ってしまい、今年はそのリベンジでようやく撮れました。

 雪村桜(樹齢数百年)

雪村庵

福聚寺の紅しだれ桜(田村郡三春町)
戦国時代に三春を支配した田村氏の墓所がある。丁度満開の紅しだれ桜と白い山桜のコラボで撮ってみました。

福聚寺の紅しだれ桜(樹齢約450年)

趣きのある福聚寺の障子窓

桜撮影は本当に難しいです!桜は見る位置により姿形が大きく変化するため、周囲を歩きながら最も格好よくに見える位置を探します。次に最も美しくバランスのとれた構図を見つけ、でっこみ・引っ込みを抑えるように追い込むのですが、これがなかなか決まらないのです。また桜の色は時間帯により異なるため、好みの時間帯を見つけるのも結構経験がいります。以上のような条件を探し出すのが大変ですが、やり甲斐もあります。(続く)

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