2018年5月24日木曜日

滝と渓流めぐり

5月19日(土):クマガイソウの自生地を撮影した翌日、栃木県那須塩原市にあるスッカン沢を訪れました。駐車場から渓流沿いに遊歩道が出来ており、遊歩道沿いに滝やエメラルドブルーの渓流を眺めることができます。

 エメラルドブルーの渓流

 素廉(それん)の滝

仁三郎の滝 

雄飛の滝

前日が雨だった性か水量が豊富で迫力のある滝を姿を眺めることができました。
さらに歩を進めスッカン橋を渡るとカツラの大木が迎えてくれます。

 迫力あるカツラの大木

さらに溶岩が冷えて固まる際に収縮してできる「柱状節理」も眺めることができました。丁度光が射しこみ、水の微粒子に反射して一条の光となりました。

薙刀岩

スッカン沢での撮影を終え、帰路の途中で十割そばのお店を見つけ立ち寄りました。
ご主人の話によると誰からも教わることなく、独学で改良を重ねて今日に至るとのこと。十割なのにボソボソせず、とても美味しかったです。

十割そば(そば処一休)

今回は駐車場から雄飛の滝までの約2.3kmのコースを往復してきました。遊歩道の途中には何か所も落石の跡があり、注意しながら歩いてきました。新緑と滝、清らかな流れとシダに心癒される一日でした。

2018年5月21日月曜日

クマガイソウの自生地を散策

5月18日(金):クマガイソウはラン科の植物で低山の森林に生育し、その姿形が可愛らしいことから一度撮ってみたいと思い、今回ようやく実現しました。現地に着くと雨が降っており、駐車場で雨具に着替えながら何だか良い予感がしました。入口で協力金300円を払い、山道を約500m程登った所にクマガイソウの自生地がありました。

 霧に包まれたクマガイソウ自生地

期待通りクマガイソウの自生地は霧が漂い、願っていたイメージ通りの光景が広がっていました。クマガイソウは絶滅危惧種の第Ⅱ類に指定され、保存には人が立ち入らないことが最も重要であるため、有刺鉄線で囲まれ保護されていました。

 展望台

山の中腹にあるウッドデッキの展望台から、草丈約40㎝のクマガイソウの群落を見渡すことができます。雨で見物客も少なく、撮影は思う存分できました。説明員兼監視員として自然を守る会の人が駐在しており、保存活動の趣旨やこれまでの経緯などの説明を受けることができました。

 いつまでも残しておきたい風景

可愛い姿のクマガイソウ

クマガイソウの自生地としては国内有数の場所を訪問し、写真も十分撮らせて頂きました。実は昨年撮影に行こうと準備していたのですが機会を逸し、今回はそのリベンジを果たすことができました。この日は那須高原の道の駅まで行って車中泊し、翌日は風景写真家の間では有名な栃木県のスッカン沢を散策しました。

2018年5月15日火曜日

水辺の景

5月に何回か奥高尾や秋川沿いの渓流を散策しました。この時期は水量も多く新緑も美しいため、水辺に立つと心が癒される気がします。水辺の景として掲載いたします。

 水辺にて

 渓谷にて

 流転

 光射す

清らかな流れ

2018年5月13日日曜日

日本風景写真協会創立15周年記念選抜展

六本木の富士フォトサロン東京で開催中の日本風景写真協会創立15周年記念選抜展に行ってきました。どの作品も素晴らしく、風景写真のお手本と言える写真が勢揃いしていました。

(写真クリックで画面拡大)

会期:5月11日(金)~5月17日(木)10時~19時(最終日は14時)
場所:富士フィルムフォトサロン東京(六本木)

2018年5月12日土曜日

バラの思い出

毎年のことですが、わが家には3本のバラがあります。今年は同時に咲いてくれました。
赤いバラは母が生前大事に育てていたバラです。

 母バラ

ピンクのバラは愛犬チョコが亡くなった時に植えました。

 チョコバラ

黄色いバラは愛猫キキが亡くなった時に植えたました。

キキバラ

母も愛犬チョコも愛猫キキも亡くなりましたが、バラの花がそれぞれの思い出を連れてきてくれます。

2018年5月10日木曜日

竹のある風景(京都・嵐山)

5月6日(月):竹林で有名な場所と言えば京都・嵐山の「竹林の小径(こみち)」を思い浮かべますが、今回ようやく竹林の撮影が実現できました。有名な場所だけに観光客が多く、混雑を避けるため早朝に出掛けることにしました。当日は雨がしとしと降っており、写真を撮るには願ってもない条件でした。

 竹林への誘い
(写真をクリックすると画面が拡大します)

 坂のある風景

曲線の小径 

午前6時過ぎに現地に到着すると、人も少なくゆっくり撮影できました。撮影は傘を差しながらの手持ち撮影のため集中力を維持するのが大変でした。また初訪問のため、どうしてもよくある風景写真になってしまいます。そこで気分を変えて垣根越しの風景を撮ったりしながら頭をリセットし、小径の構図を決めていきました。

 竹林の広間

 新しい仲間

小径の終点で後ろを振り返るとこんな光景が!構図を決めるため、道の真ん中に立ったり左右に移動したり試行錯誤しました。そんなことができるのも早朝だからです。人込みを避けるためには、午前8時前に到着するのがお勧めです。

 竹のある風景

竹林のみでは単調になるため、前日に天龍寺の庭で見つけた花を添えます。名前は知りませんが、可愛らしく気品の漂う花でした。

天龍寺の庭園にて

私は日本画が好きで、自分の写真にも日本画的な絵柄を意識して取り入れており、竹も素材の一つです。嵐山のようにきちんと整備され、美しい景観が保たれている場所は大変貴重であり、これからも日本の財産として維持して行ってほしいと願うばかりです。

2018年5月8日火曜日

美しい風景写真100人展(大阪展)・京都の竹林

美しい風景写真100人展巡回展の最後を飾る大阪展に行き、写真家・川隅功さんのセミナーを聴講すると共に、西日本写真愛好家の交流会に参加し、親交を深めることができました。

第13回美しい風景写真100人展(大阪)

セミナーではプロジェクターによる川隅氏の作品約100点の紹介と解説があり、大変参考になりました。また、風景写真出版・石川編集長より100人展に選ばれた作品の見方やポイント等の解説があり、こちらも大変参考になりました。

関西まで行ったので京都に泊まり、念願であった京都の竹林を撮ることにしました。はじめに関西の写真愛好家の方から勧められた「京都市洛西竹林公園」に行ってみました。

マダケの小径

亀甲竹(キッコウチク)

石仏群
(二条城の石垣より移設)

金明孟宗竹(キンメイモウソウダケ)

茶室より庭園をのぞむ

ゴールデンウィーク後半とあって京都市内はどこも満員でしたが、洛西竹林公園は人も少なく、ゆっくりと色々な種類の竹と向き合うことができました。翌日の早朝は念願であった京都・嵐山にある「竹林の小径」を歩きます。

2018年5月2日水曜日

新緑の風景

一年中で木々が最も輝き変化する新緑の季節、人の心を癒してくれる緑の空間、私はこの季節が大好きです。4月に巡った場所の新緑の風景をご紹介します。

かつらの木の新緑 (裏高尾)

遊歩道の新緑(滝山城跡)

山肌の新緑 (夕やけ小やけふれあいの里)

銀杏の新緑(広徳寺) 

大木の新緑(昭和記念公園)

いよいよ5月、この時期は気温の差が大きく、暑くなったり寒くなったり体が追い着いて行けない時期でもあります。また連休疲れで会社や学校に行きたくない人もいるでしょう。だれもが心と体のバランスが崩れやすい時期でもあり、体調管理に気をつけて過ごしましょう。

2018年5月1日火曜日

ダム湖の水没林

最近、にわかに湯西川ダムの下流に点在する水没林が注目されていますが、私が訪れた4月中旬には水没林で有名な撮影場所の水位が高く、水没林が確認できませんでした。そこで別の場所を取材してみました。

 湯西川ダム湖

水没林に思い切り近づいてみました。水面の映り込みとゆらぎが印象的でした。

 水没林

小さな浮島があり、その横で新緑の木々が顔を出しています。

湖の新緑

水没で有名な場所は水位が下がってから再度撮影に行きたいと思います。