2018年5月21日月曜日

クマガイソウの自生地を散策

5月18日(金):クマガイソウはラン科の植物で低山の森林に生育し、その姿形が可愛らしいことから一度撮ってみたいと思い、今回ようやく実現しました。現地に着くと雨が降っており、駐車場で雨具に着替えながら何だか良い予感がしました。入口で協力金300円を払い、山道を約500m程登った所にクマガイソウの自生地がありました。

 霧に包まれたクマガイソウ自生地

期待通りクマガイソウの自生地は霧が漂い、願っていたイメージ通りの光景が広がっていました。クマガイソウは絶滅危惧種の第Ⅱ類に指定され、保存には人が立ち入らないことが最も重要であるため、有刺鉄線で囲まれ保護されていました。

 展望台

山の中腹にあるウッドデッキの展望台から、草丈約40㎝のクマガイソウの群落を見渡すことができます。雨で見物客も少なく、撮影は思う存分できました。説明員兼監視員として自然を守る会の人が駐在しており、保存活動の趣旨やこれまでの経緯などの説明を受けることができました。

 いつまでも残しておきたい風景

可愛い姿のクマガイソウ

クマガイソウの自生地としては国内有数の場所を訪問し、写真も十分撮らせて頂きました。実は昨年撮影に行こうと準備していたのですが機会を逸し、今回はそのリベンジを果たすことができました。この日は那須高原の道の駅まで行って車中泊し、翌日は風景写真家の間では有名な栃木県のスッカン沢を散策しました。

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