2022年12月31日土曜日

2022年の撮り納め

2022年の撮り納めは地元の小宮公園とその周辺にしました。ここは私のホームコースで四季折々に通い、写真の修行の場にしています。今は春を待つコブシの木と田園風景を撮っています。


コブシのつぼみ


つぼみの輝き

コブシの撮影を終えてコーヒータイム!



続いて元気農場を歩きながら被写体探しです。

ユーカリの木


残り柿

2022年も残り1日となりました。今年は我が家の敷地内に次女の家を建てることになり、両親の住んでいた母屋の解体工事を行いました。寂しい気持ちもありましたが、ようやく落ち着きました。この1年ブログをご覧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。良いお年をお迎えください。

2022年12月29日木曜日

今年購入の写真集

今年はワクチン接種の浸透などにより規制が緩和され、写真展も多く開催されるようになりました。今年都内で開催された写真展に行った際に購入した写真集をご紹介します。


今年購入した写真集


■曽我定昭写真集「幽魂」:伊豆天城の森を知り尽くした作者の集大成作品集
■高橋清写真集「Swan Scape」:白鳥の魅力に惹かれて撮り続けた35年間の集大成遺品作
■土屋正英写真集「深淵の森」:奥深い天城の森に分け入り、森の鼓動や生命の循環を表現
■栄馬智太郎写真集「霊峰 御嶽」:御嶽山とその周囲をめぐる光景を情緒豊かに表現
■萩原れいこ写真集「地獄」:地獄の混沌とした状態から希望の光が見えてくる推移を表現
■岡本洋子写真集「心模様花もよう」:花の第一人者としての写真表現と素敵な詩が魅力

年末年始は購入した写真集をじっくり鑑賞してみたいと思います。

2022年12月27日火曜日

コブシの木

今年2月上旬から3月中旬にかけてコブシの木を集中的に撮りましたが、今年は大分早めにスタートしました。コブシの木には色あせた葉が残っていますが、すでにモフモフの衣に包まれたつぼみが着いていました。


コブシの大樹


コブシのつぼみ①


コブシのつぼみ②


コブシのつぼみ③


公園の芝生には雑木林の
長い影が延びていました。

これから落葉した後、枝には沢山のつぼみが3月初旬まで残り、3月中旬に一斉に花を咲かせます。来年もコブシの咲く公園に通い、観察してみようと思います。

2022年12月24日土曜日

冬の風景

朝活はいつもの里山へ行ってきました。家を出るときは朝もやを期待しましたが、見事空振りでした。その代わり、冬を感ずる里山の風景を新規導入のミラーレスカメラに収めました。


朝日射す
カメラ:Nikon Z6Ⅱ
レンズ:NIKKOR Z 24-120mm f/4S


輝く里山



霜化粧



凍結



暖かな光
赤い実はズミ

朝もやが出ないからと帰りたい気持ちを抑え、何かないかと歩き始めたら朝の光と薄氷、そして冬の赤い実(ズミ)に遭遇しました。これらは冬の素材としてストックしておこうと次々にシャッターを切りました。

2022年12月19日月曜日

余韻心深写真展のご案内

来年1月5日(木)より、余韻心深(よいんしんしん)写真展が四谷のポートレートギャラリーで開催されます。出展者29名のそれぞれの心の網膜に鮮烈な印象と深い余韻を残した全倍サイズの作品29点が展示されます。今回ご縁をいただき私の作品も1点展示させて頂くことになりました。新年早々ですが、皆様のお越しを心よりお待ちしております。




◎実行委員 大津基、曽我定昭、田原芳明、土屋正英、前山和敏

尚、本写真展については12月20日発売の隔月刊風景写真誌2023年1-2月号(P64~67)でも詳しく紹介されております。

■会期:2023年1/5(木)~1/11(水)

 平日:10時~18時

 土日祝:11時~18時(最終日のみ15時まで)

■会場:ポートレートギャラリー(四谷)

 URL:https://sha-bunkyo.or.jp/gallery/

■私の在廊予定日:1/7(土)、1/9(月・祝)

2022年12月18日日曜日

朝もやに包まれた里山風景

今朝は雨上がりのため午前5時に起床。どこへ行こうか迷いましたが、久し振りにあきる野市の里山に行くことにしました。現地に着いた時には山肌に薄っすら霧が流れていましたが、しばらくすると里山全体が朝もやに包まれました。


茶色に色づく山肌が
朝もやに包まれていました。


やがて里山全体が
朝もやに包まれました。


里山の田園風景


この場所は真冬になると湿原に霜が降りて輝く光景が見れます。これから楽しみです。

2022年12月17日土曜日

初冬のモミジ

12月14日、朝活で相模原市の丘陵地を散策中に紅葉が残っている場所を見つけました。すでに色あせ落葉も進んでいましたが、終盤の姿に魅力を感じレンズを向けました。


重なりの色


朝陽を受けて


いろはモミジの落葉


神社へ続く道

真っ赤な紅葉もよいですが、終盤をむかえた紅葉も趣があります。美しかった紅葉も色あせ、やがて落葉して地に還る。何か今の自分を見つめているようです。老いも何もかも受け入れ、あるがままに生きていきたいと思うこの頃です。

2022年12月15日木曜日

前田真三生誕100年記念写真展(第3弾)

夕やけ小やけふれあいの里にある前田真三ギャラリーでは、12月1日より前田真三100選展③「自然の色と形」が展示されています。1993年から朝日新聞日曜版に連載された「前田真三が撮る自然の色と形」の作品が厳選されています。


前田真三ギャラリー


展示作品


展示作品

〇前田真三100選展③「自然の色と形」
◆会期:2023年3月31日まで


前田真三ギャラリー入口の冬桜

今年も残すところあと2週間、1年経つのは早いですね。そろそろ家の掃除や年賀状を書かねばと思いつつ、何もやってません(笑)

2022年12月13日火曜日

写真展めぐり

日本人として単独で異国の地を踏み、大自然の素晴らしさに魅せられた二人の冒険家・写真家の写真展を鑑賞してきました。どちらも是非お勧めの写真展です。

◆星野道夫写真展 ~悠久の時を旅する~

大学3年生の時にアラスカに憧れ、エスキモーの村長宛に手紙を書き、そこで生活したい気持ちを伝え実現するところから悠久の旅は始まる。北極の大地・アラスカでの生活を通して大自然に息づく野生動物や人との関りを写真で表現しています。また写真だけでなく彼の解説文書も心打つものがありました。






会期:2022.11.19(土)~2023.1.22(日)
会場:東京都写真美術館


◆相原正明写真展 ~On The Earth~

20代の時にオーストラリアのオートレースに憧れて乗り込んだが、そこの大自然に惹かれて砂漠やそこで生きる植物の写真を撮るようになっていきました。朝日に染まった岩石や植物をドラマチックに表現していました。



会期:2022.12.9(金)~12.15(木)
会場:富士フィルムフォトサロン東京(六本木)

2022年12月12日月曜日

高橋清写真展

12月7日(水)富士フォトサロン東京(六本木)で開催中の(故)高橋清さんの写真展に行ってきました。白鳥の魅力に惹かれて撮り続けた35年間の集大成の作品をじっくり拝見し、写真集も購入しました。(12月7日に終了)




受付に飾られた高橋清さんの
写真と写真集の見本


木下沢梅林での記念写真
2020.3.15撮影


高橋さんは毎年3月に裏高尾の木下沢梅林に来てくれました。いつものタオルハチマキで中盤カメラを構える姿にオーラを感じました。風景写真フォトコンテストで100回入賞記念パーティでは、多くの写真仲間が集い親交を深めました。享年65歳、あまりにも早い旅立ちでした。

2022年12月11日日曜日

晩秋の風景

紅葉もそろそろ終盤、あまり期待もせずに晩秋の風景をどう切り取るかの修行に出掛けました。はじめにあきる野市にある小峰公園を訪れ、桜並木の尾根沿いの晩秋風景を探してみました。


色あせてはいるものの
紅葉が残っていました。


晩秋にしてはきれいな
ススキに出合いました。



落葉後の複雑な枝も面白いね。



勢いがなくなったチカラシバですが、逆光で
見るときれいでした。背景も意識しました。


続いて八王子市の夕やけ小やけふれあいの里を訪れました。

調度、寒桜が咲いていました。
紅葉を絡めてパチリ!

前田真三ギャラリー1Fでは、以下の受賞作品が展示されており、新宿のシリウスでの展示を見逃してしまった方はチャンスです。空いているのでゆっくり観れます。(展示は1月下旬まで)

〇風景写真アワード2022展
・第22回前田真三賞受賞作品
・2022年フォトコンテスト最優秀作品賞受賞作品


2022年12月9日金曜日

紅葉を求めて(渓流編Ⅱ)

11月下旬にあきる野市の秋川渓谷を訪れ、渓流沿いに立つ1本のもみじを撮ってきました。日の出前の空が赤くなる頃、空の色がもみじに映え、濃く美しい朱色に染まっていました。


秋の彩り



風にゆれて



水面の紅葉



秋色染めて

毎年同じ場所に通っていますが、今年の紅葉はとても綺麗でした。11月に入り寒暖差が大きかったことが影響しているのでしょうか。じっくり撮りたかったのですが、用事があり家路に着きました。

2022年12月5日月曜日

写真展巡り

 OM SYSTEM GALLERY(新宿)で開催中の写真展を拝見してきました。両写真展とも12/12(月)まで開催しています。お勧めの写真展です。

〇日本風景写真家協会展 ~精密風景~

精密風景を共通テーマにプロ写真家27人による写真展です。流石プロと思わせる表現力に感動しました。また作者による作品紹介と三村漢氏による作品セレクトの観点を語ったギャラリートーク(毎日午後2時に実施)も大変参考になりました。




会期:2022年12月1日(木)~12月12日(月)
   火・水曜日は定休日
場所:OM SYSTEM GALLERY(新宿)



〇宮本至写真展 ~見沼田んぼ 煌めきの刻~

埼玉県の見沼田んぼを中心に地道な撮影を続けてきた宮本さんの活動成果を紹介。田園風景や人の営み、生物多様性の世界を優しく且つ緻密に表現していました。



会期:2022年12月1日(木)~12月12日(月)
   火・水曜日は定休日
場所:OM SYSTEM GALLERY(新宿)

紅葉を求めて(渓流編Ⅰ)

11月下旬に八王子市の北浅川沿いに彩る紅葉を撮影してきました。今年の紅葉はとても綺麗で撮り甲斐がありました。紅葉に加え落葉や水面に映り込む紅葉も併せて撮ってみました。


主役の紅葉
(私にはリンゴやハートに見えました)


渓流沿いの紅葉


渓流奥の紅葉


水面に映る紅葉①


水面に映る紅葉②


この場所は橋の上から俯瞰して撮ったり、浅瀬にも下りて撮影できるため作品づくりができます。長靴を履いて水面に映り込む紅葉を撮るのも楽しかったです。