2016年9月28日水曜日

棚田のある風景(その2)

前日降った雨の滴が稲穂や彼岸花に残っている間に撮影を済ませようと歩き回りました。明るくカラッとした秋晴れの風景も好きですが、湿潤な風景も味があり、特に最近は雨上がりの風景を好んで撮っています。

雨上がり

棚田のあぜ道をしばらく下りて後ろを振り返ると、棚田の層が
幾重にも重なり、その間に彼岸花が咲いていました。

棚田の層

刈取りの済んだ田んぼもあれば

 刈取り

収穫間近な田んぼもあります。あぜ道を軽トラックが行ったり来たりして
刈取りの準備をしています。寺坂棚田を管理する人達は親切な方が多いです。

 収穫間近

 霧の秩父セメントプラント工場

近年、棚田の直近に駐車場ができ、15台ぐらい駐車可能です。駐車料金は無料ですが、彼岸花の開花期間中は協力金200円が必要です。

2016年9月25日日曜日

棚田のある風景(その1)

9月24日(土):埼玉県横瀬町にある寺坂棚田は今まさに実りの秋を迎えようとしています。黄金に輝く稲穂、その周りには彼岸花やコスモスが咲き、日本の原風景を思わせる場所の一つになっています。

寺坂棚田 (午前5時30分)
(写真をクリックすると画面が大きくなります)

畔道に咲く

実りの秋

棚田に咲く

棚田撮影後、お昼は秩父市野坂町にある地元で評判の手打ちそば「こいけ」に行きました。すでに長蛇の列、今月いっぱいで閉店するとのことで並ぶことにしました。待つこと1時間、ようやく念願の天せいろ蕎麦が運ばれてきました。

秩父で評判の蕎麦処「こいけ」

蕎麦はとても美味しく待った甲斐がありました。30年以上続けたお店も、今月末で終止符が打たれることになりました。お疲れ様でした。 (続く)

2016年9月19日月曜日

彼岸花と竹林(その2)

9月18日(日): 雨は相変わらず強く降ったり止んだりを繰り返していました。目の前の竹林と彼岸花のアングルがしっくり決まらず集中力も途切れ気味、しかし試行錯誤を繰り返す中、ようやくヒントが見つかってきました。

どうも欲張り過ぎた構図になっていました。彼岸花の一番美しい場所にカメラを向けてみました。

 紅白の彼岸花が点在

望遠レンズ(200mm領域)を使って主役の白い花に近づいてみました。

 紅一点ならず白一点

今度は赤と白の彼岸花が交互に並ぶ場所を見つけ、竹林と対比した縦構図で撮ってみました。

 赤白赤白

これまで折角良い風景に出くわしたのに、なかなか思うように撮れずに不満だけが
残ることがことがよくありました。しかし最近は行き詰まっても、そこから気持ちを
切り替え、構図や主役の再考などを行えるようになってきました。転んでもただでは
帰らないぞ!

2016年9月18日日曜日

彼岸花と竹林(その1)

このところ地域の行事や写真展巡りが続き、ブログもその関連記事が多く風景写真から遠ざかっていました。一連の行事が一段落したため、本来の風景写真の内容に戻ろうと思います。今日は雨が降りしきる中、町田市の竹林に行き、竹林と彼岸花の構図で半日撮っていました。

手入れの行き届いた竹林に赤と白の彼岸花

昨年は9月23日にこの地を訪れています。散歩する人から
「先週は白い彼岸花が咲いていましたよ」と聞き、来年早めに
来ようと誓いました。今年は何とかぎりぎり間に合いました。

 竹と彼岸花は良く似合う

 彼岸花と毒キノコ?

見つめ合う

ここの竹林は保護のためロープが張られ、中に入ることが出来ません。
だから、竹林がきれいなのでしょうね。ある程度至近距離から狙うには、
70~200ミリ程度の望遠レンズが必要です。

市民カメラマンとしてのボランティア活動(H28-5)      越中八尾おわら風の舞 in八王子

八王子おわら風の舞の会主催「第13回越中八尾おわら風の舞 in八王子」が9月17日(土)18時から八王子駅北口周辺エリアで開催されました。今年も富山県八尾町より「おわら風の盆保存会」の連が招かれ、「越中おわら節」を演奏しながら本場の踊りが披露されました。

 越中八尾おわら保存会の流し踊り
(写真をクリックすると画面が大きくなります)

 趣のある街灯に灯りが着きました。

おわら風の舞の踊りの姿恰好は徳島県の阿波踊りに似ていますが、
踊りは優雅でゆっくりしています。本場の踊りの後は、八王子市内の
おわら風の舞同好会による流し踊りが続きます。

 おわら風の舞同好会による流し踊り

おわら風の舞同好会による流し踊り

おわら風の舞踊りは優雅でゆったりとした動きが特徴のため、カメラマンには
人気が高く、今回も沿道には沢山のカメラマンが待ち構えていました。
それにしても、午後6時から9時までおわら風の舞の演奏を聴かされていると、
その曲が脳裏に焼きつき、翌日になっても離れないとは。

2016年9月13日火曜日

第15回 踊れ西八夏まつりが無事終了

地元商店街主催の「第15回踊れ西八夏まつり」が9月3日(土)、4日(日)にJR西八王子駅北口商店街で行われ、今年は大雨に見舞われることなく成功裏に終わりました。

第15回踊れ西八夏まつり 初日の阿波踊り

当初は地元商店街を盛り上げるために行われた祭も、今や八王子の四大祭りに昇格し、観客数も2日間で3万人規模の祭に成長しました。

第15回踊れ西八夏まつりのポスター

私は2005年より主催者の西八商栄会より依頼を受け、祭の記録を撮らせて頂いています。

第5回踊れ西八夏まつり (毎日新聞多摩版に掲載)

11年前に踊りが好きで踊っていた若者が、今やお父さん・お母さんになっても子供と一緒に踊っている姿を観比べると、微笑ましくもあり、また時の経過を感じます。
10年前に比べると私も足腰が弱り気味ですが、今後も取材活動を続け、節目の年にでも夏まつりの写真展を開き、皆さんに喜んでもらおうかなと思っています。

2016年9月10日土曜日

雲の景

夕方、雲が気になったので、広い空が撮れる浅川の河川敷に行きました。私は雲が好きで、時々雲をモチーフにした写真を撮っています。

真上を見ると、夏の様な雲がほんのり赤みを帯びてきました。

夏の雲
(写真をクリックすると、画面が大きくなります)

西の空を見ると、雲が薄く広がり彩雲が見えます!

 彩雲

ふと後ろを振り返ると、夕陽に染まった雲が顔を出しました。

赤い雲

夕日が沈むころ、河川敷には若者のグループやカップルが集まります。
一日の終わりを惜しみながら、それぞれ語らっています。
皆美しいものを求めているのですね。

2016年9月9日金曜日

霧と遊ぶ

雨上がりの日の夕方、いつもの場所に行くと山肌を霧が流れていました。普段は何の変哲もない場所でも霧に包まれると、まるで別世界のように見える場合があります。しばらく対岸から時々刻々変化する霧の流れを眺めてみました。

霧が流れる山肌

この場所に1時間程いましたが全く飽きませんでした。そろそろ霧も次第に無くなってきたため、もう一つの場所に行きました。もう新しいススキが出始めていました。

秋の始まり

やがて空が次第に赤くなり始め、霧の色も徐々に赤みを帯びてきました。

赤味を帯びた山肌と霧

風景写真を撮っていると、自然は時折美しい姿を垣間見せてくれる瞬間があります。空も霧も赤く染まり始め、私はあわててシャッターを切り続けました。僅か2分間のショーでしたが、久し振りに興奮して写真を撮りました。

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所属する写真教室の写友が突然退会しました。コンテストにも入選する実力の
持ち主であり、また映写係等も進んで担当してくれていただけに大変残念です。
理由は分かりませんが、またいつか撮影地で会えたら写真についていろいろと
話そうと思います。

2016年9月5日月曜日

第15回 踊れ西八夏まつり

9月3日(土)・4日(日)、「第15回踊れ西八夏まつり」が西八王子駅北口の商店街で開催され、写真スタッフとして参加しました。例年大雨に見舞われる夏まつりも、今年は2日間とも天気に恵まれ観客も多く大盛況でした。

セレモニーでは、西東京代表として甲子園に出場した八王子高校野球チームが参加しました。

 八王子高校野球チーム

第1日目の阿波踊りでは、八王子市内及び都内より17連が参加しました。

 阿波踊り

2日目のよさこいソーランでは、市内及び近隣地域より19チームが参加しました。

よさこいソーラン

最後の総踊りでは、踊り手に加え見物客も参加し、大変盛り上がりました。

総踊り

両日とも夕方3時30分~8時30分まで約5時間、立ったり座ったり歩いたりの撮影は
年々きつくなっているなあと感じています。来年に向けて体力づくりに取り組まねば!

2016年9月3日土曜日

写団薬師20周年「ときのながれ」写真展のご案内

所属する写真教室の写真展が下記の要領で開催中です。お近くの方は是非お立ち寄りいただきたく、ご案内致します。今回の写真展は6月に六本木の富士フォトサロン(東京)で開催された内容と同じものです。富士フォトギャラリー調布の方が空いていて、じっくり鑑賞できると思います。私の作品も1点展示しています。


(写真をクリックすると画面が大きくなります)

◎会期:2016年9月2日(金)~9月14日(水) (最終日は15時まで)

◎私は9月10日(土)午後に在廊予定です。

◎富士フォトギャラリー調布:http://www.fujifilm.co.jp/photogallery/

2016年9月2日金曜日

写真展巡り

9月1日(木): 今日は富士フォトギャラリー銀座で開催中の「Xシリーズ写真展」及び銀座松屋で開催中の「星野道夫の旅写真展」に行ってきました。

●Xシリーズ写真展(9月1日で終了)
フジフィルム社製Xシリーズのカメラで写した作品の写真展。公募で入選した作品だけあり、見応えがありました。特にプリントが大変きれいで、すばらしかったです。

 Xシリーズ写真展(富士フォトギャラリー銀座)

●星野道夫写真展(8月24日~9月5日)
写真家・星野道夫が逝去してから20年が経過し、その節目にあたる特別展です。会場を見渡すと、約7~8割が女性であり、18年間にわたりアラスカに身を置き、現地の人と共に生活し、命がけで撮ったホッキョクグマやアザラシ達の可愛い写真やカリブのベストショット等が人気の元になっているのかなと感じました。


星野道夫写真展:http://www.asahi.com/event/hoshino20/