風景写真家の萩原史郎氏が5月21日、不整脈により63歳の若さで亡くなりました。突然のお知らせに目を疑いましたが、本当に残念です。萩原さんは風景写真誌の編集長を歴任された後、風景写真家として活躍する傍ら、写真撮影の指導や執筆活動、コンテストの審査員等大変忙しい日々を送っていました。私も所属する日本風景写真協会神奈川支部において作品の講評を受け、大いに刺激を受けました。
人間的にも優しいお人柄で、どこか茶目っ気もあるため誰からも好かれ、愛されていました。お亡くなりになった日は撮影ツアーのロケハン中とのことで、好きな写真の仕事の最中にお亡くなりになり、それが家族にとってはせめてもの慰めだったようです。
ここ数年で丹治敏明さん、萩原史郎さんの弟の俊哉さん、高橋清さんなど風景写真界の重鎮がお亡くなりになっており、大変寂しく感じています。萩原史郎さんはとても人気があり、撮影ツアーや写真教室・研修講師等に引っ張りだこであったため、相当の疲労とストレスを感じておられたと推察します。
ご家族には、心からお悔やみ申し上げますとともに、史郎先生のご冥福をお祈り致します。
2023年5月24日
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