2017年5月26日金曜日

緑の中へ

雨の日の朝、高尾山麓に自生する樹木やシダ類の湿潤な風景と大木に咲くジャケツイバラを撮影してきました。雨のため登山客も少なく、普段より時間をかけて構図や露出条件を決めました。

 ゆずりはの木

↑古い葉が落ちる際に若い葉が伸びてから落ちるので「親が子に後を譲る」に例えて「譲り葉」の名があるそうです。自然の摂理でしょうか。

 ミズキの新緑

ほおの木の新緑

また道の脇にはシダ類が生い茂り、湿潤な風景を見せてくれました。

シダ類

新緑やシダが生い茂る場所を後にして、ジャケツイバラが咲く場所まで移動しました。しばらく歩くと杉の木に絡むように咲く黄色のジャケツイバラが見えてきました。

ジャケツイバラ 

ジャケツイバラの枝はつる状に延び、枝がもつれ合う様子が調度絡み合うヘビに似ていることから「蛇結茨(ジャケツイバラ」)と呼ばれるようになったそうです。

杉の木に生息するジャケツイバラ

高尾山麓の緑は雨に濡れてとても生き生きとしていました。この後、高尾山麓から別の場所に移動し、ジャケツイバラと同様に木に寄生するセッコクを撮ることにしました。

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