2022年6月24日金曜日

湿潤な風景

今は梅雨真っ盛り!梅雨はじめじめして嫌だけど、木や植物にとっては命をつなぐ水を沢山吸収する時期でもあります。この時期にしか撮れない風景を求めて八王子の城跡に行ってみました。


森に続く道


空を見上げて


水の流れ


ドクダミの群生

昨日、元いた職場の先輩の訃報を知りました。私より10歳も年上でしたが、何かと私に気を掛けてくれました。金沢出身の大変優秀な人でしたが、口数も多かったこともあり一時期距離を置くこともありました。しかし、誤解も解け先輩後輩の間柄に戻り、年1回程度会って情報交換していました。最近自分の身の回りで年齢の近い人が亡くなっており、寂しさとともに自分の老後について真剣に考えるようになりました。

2022年6月20日月曜日

隔月刊風景写真7-8月号誌上フォトコンテスト入賞報告

 6月20日発売の隔月刊風景写真7-8月号では、2月に逝去された竹内敏信氏追悼大特集「日本の風景を変えた男」が42ページにわたって掲載されており、大変見応えがあります。




誌上フォトコンテストのテーマ部門(滝&渓流)では、私の「気配」が準優秀作品賞をいただきました(P140掲載)。選んでいただいた辰野清審査員に感謝致します。辰野審査員には私の伝えたかった趣旨をくんでいただき嬉しかったです。



[入賞作品・気配の撮影状況]

夏の夕暮れに秋川渓谷を訪れると、放射冷却により川霧が発生していました。期待していた夕焼けにはなりませんでしたが、岩場に凛と立つアオサギを見つけました。川霧立つ渓谷と魚をねらうアオサギをポイントに、静寂な雰囲気の中にも緊張感のある不思議な気配を感ずる風景を表現してみました。

2022年6月15日水曜日

曽我定昭写真展「伊豆天城の森・幽魂」

伊豆天城写真の名手である曽我定昭さんの写真展が小田原三の丸ホールギャラリーで開催中のため家内と二人で拝見してきました。新しく建設された展示会場には、圧巻の作品(全倍サイズ、55点)が勢揃い、本当に観る価値のある、学びの多い写真展でした。写真展は6月15日(水)までです。


曽我定昭写真展DM


小田原三の丸ホールギャラリー

曽我定昭写真展「伊豆天城の森・幽魂」
会期:2022年6月7日(火)~15日(水)
会場:小田原三の丸ホール ギャラリー

曽我さんの写真展を鑑賞後、箱根湯本のホテルに一泊し、温泉につかりながら体を休めました。翌日は仙石原のポーラ美術館を訪れ「モネからリヒターへ展」を観てきました。

パンフレット

モネの睡蓮
(撮影許可対象作品)

絵も写真も共通して大事なのは構図ですね。ポーラ美術館で絵を鑑賞後、私だけもう一度小田原の曽我さんの写真展を拝見しました。曽我さんにも写真についてお聞きし、構図がとても大事であることを改めて教えていただきました。


2022年6月12日日曜日

菖蒲の花

片倉城址公園の睡蓮の池を撮影後、池の直ぐ近くにある花菖蒲のエリアに行きました。丁度見頃をむかえた菖蒲の花が優雅な姿を見せてくれました。


菖蒲畑


囲まれて


優雅


柔和

菖蒲の優雅な姿を見て心癒されました。

2022年6月9日木曜日

睡蓮の花

関東地方もいよいよ梅雨入りし、毎日雨の天気が続いています。そろそろ睡蓮の花が咲く時期かなと思い、片倉城址公園に行ってみました。咲いていました!今年は花の数が多いようです。


睡蓮の花咲く池


睡蓮
花も葉もきれい!

ちょっとモネの絵にチャレンジ!!

睡蓮と青空①


睡蓮と青空②

モネの絵に魅せられて何回も絵画展に足を運び、鑑賞してきました。モネの絵は決して緻密ではないけれど、全体の構図や色使いに魅かれます。現在、上野の国立西洋美術館や箱根のポーラ美術館ではモネの絵が展示されており、今月中に二つの絵画展巡りをしようと思っています。

2022年6月8日水曜日

雨上がりの森の中へ

6月7日、昨夜は長い間雨が降ったため、湿潤な森の風景を撮りに小宮公園に行ってきました。小宮公園は広大な雑木林があるため、東京でも森の風景を撮ることができます。


光る木道

短い間でしたが光芒が現れました。

光射す

森の中は雨に濡れてしっとりしています。

湿潤な森

もう終わりかと思っていたヤマボウシがきれい!

ヤマボウシ咲く

3月に毎朝通ったコブシの木は緑一色です。

コブシの木

人生に一度だけ、個展と併せて自分の写真集を作ろうと思っています。頭の中で構想を練り、必要な作品を組み立てています。その際、不足している素材があればどこへでも撮りに行くようにしています。学校関係の写真撮影の仕事がしばらくないため、撮影に集中しようと思います。

2022年6月6日月曜日

JNP創立20周年記念写真集「四季のいろ」

所属する日本風景写真協会(JNP)創立20周年を記念して応募者全員1061人の写真集が発行され、入選作品102点が富士フォトサロン東京に展示されています。私の作品はもちろん入選はしませんでしたが、写真集に掲載されましたので、ご紹介します。


JNP創立20周年記念写真集「四季のいろ」


朝霧に包まれて(新潟県)
神奈川支部 内藤昇

応募作品は2020年11月に新潟県の山古志村で撮影しました。雨上がりの早朝であったため、運よく霧が流れ始め山間の村を包んでくれました。このような光景はオーソドックスなため、入選には至りませんでした。何時かは入選できればと思っています。

2022年6月5日日曜日

日本風景写真協会 創立20周年記念選抜展

所属する日本風景写真協会創立20周年記念選抜展が富士フォトサロン東京(六本木)で開催中のため、見学してきました。会員の作品1061点の中から選ばれた102点の作品は見応えが十分あり、作品の前で思わずうなってしまう作品が何点かありました。プリントも落ち着いていて良かったです。




写真展を観た後場所を変え、港区芝公園内の機械振興会館で萩原史郎プロによるセミナーを受講しました。このセミナーは会員限定、今回選ばれた作品の中から15点をあげて作品を講評するものです。今回受賞者の作品に対する思いも聞けたのが参考になりました。萩原史郎さんの講評も的確であり、さすが上手いなと思いました。また志賀高原の取って置きの撮影ポイントの紹介もあり、大変参考になりました。実はこのセミナーの受講後、私は再度六本木の富士フォトサロンに戻り、もう一度一枚一枚の写真を拝見しました。講評でのポイントを重ね合わせると、なるほどと思える気づきがいくつもありました。

会期:6月3日(金)~6月9日(木)
場所:富士フィルムフォトサロン東京(六本木)

お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

2022年6月2日木曜日

ブナの新緑と田園風景を求めて

5/31(火)~6/1(水)ブナ林の新緑と田園風景を求めて新潟県十日町市の美人林および長野県飯山市の関田峠を訪れました。途中新しい撮影ポイントを探しながら移動しました。


雨の美人林
(雨に濡れた幹の斑点模様が美しい)


田んぼと桐の木


飯山市の田園風景
(水田に映る夕空が美しかった)


田んぼとマーガレット

翌日は長野県の写真家のK氏のご案内で関田峠を訪れました。


ブナの根明け
(霧は出ませんでしたが、朝焼けが撮れました)

飯山市のお蕎麦屋さんで十割蕎麦をいただきました。

そば処「幸輪」の十割蕎麦
(780円、絶品でした)

関田峠を案内して頂いたK氏とはfacebook友達であり、今回初めてお会いしました。とても気さくな方で本当に写真が好きな方なんだなと感じました。同い年であることが分かり、さらに親しみを覚えました。