2017年4月30日日曜日

東北の旅(その1)桜のある風景

連休前の4月27日~28日の2日間、福島県三春・南会津の「桜の風景」及び山形県飯豊町の「水辺の風景」を撮影してきました。福島の桜は現在枝垂桜が散り、「染井吉野」が満開、南会津の山桜は「つぼみ」の状態で、連休中に開花するものと思われます。

小沢の桜
(写真をクリックすると画面が大きくなります)

樹齢100年と言われる小沢の桜、種類は染井吉野でちょうど満開でした。
映画「初恋」に「願いの桜」として登場し、花見のシーンなどがここで撮影されました。

 桜の映り込み

続いて樹齢400年、三春滝桜の娘と言われる紅枝垂地蔵桜は葉桜の一歩手前の段階でした。この桜の裏山には桃や桜が花が咲き乱れる花の回廊があり、一見の価値ありです。

 紅枝垂地蔵桜

桃や桜の花が咲きみ揃う裏山

続いて南会津で見つけた神社の染井吉野が目に留まり、撮影に専念しました。3本の染井吉野からなる八幡神社です。撮影中に会津鉄道の赤い列車が通過して行きました。

 南会津で見つけた無名の桜

神社の桜を撮影中に知り合った地元の人に勧められ、満開の湯上温泉駅に行きました。
以下の光景を見て、勧められた意味が分かりました。

藁ぶき屋根の駅舎と満開の桜

桜を追って福島県を訪ねました。福島は桜に対する特別な思いがあり、長かった冬を乗り越え春がやって来た喜びを桜と共に味わい、やがて桜の開花と共に農作業を始める目安となっており、桜が生活の一部に溶け込んでいることを体験しました。(続く)

2017年4月24日月曜日

雨上がりの風景

4/23(日)は義母の一周忌で小田原に行ってきました。チョットその前に!雨上がりの光景を撮るため、早起きして裏高尾に行ってきました。

雨上がりの裏高尾 

 見頃を迎えた若木の八重桜

八重桜をモチーフに新緑と霧を絡め、右往左往しながら作品作りに挑戦しました。
この八重桜が大きくなったら、十分主役になりそうです。

雨上がりの風景

義母が亡くなってからもう一年が経過しました。私のことを何かと気にかけてくれた義母でした。今朝はその義母から美しい自然の風景をプレゼントしてもらったようです。

2017年4月22日土曜日

山寺の春

花のお寺として有名なあきる野市の龍珠院に行ってきました。主役となる枝垂桜は散り始めていましたが、何んとかぎりぎり間に合いました。

 春満載です!

 花びらのきれいな部分を切取りました。

龍珠院の枝垂桜は小ぶりですが、形が良く花がとても綺麗なため人気があります。
しかし盛りを過ぎるとやはり写欲が薄れてきます。折角来たのだからただでは帰れないと宝探しをしました。

 太い枝から咲く花が目に留まりました。
背景の桜も意識してシャッターを切りました。

 境内にある水瓶に桜の花びらが舞い落ちている!

オレンジ色のミツマタに惹かれました!

例え被写体がイメージ通りではなかった場合でも、「ただでは帰らない精神」で行きたいと思います。

2017年4月19日水曜日

まばゆい新緑

八王子の桜も散り、いよいよ新緑の季節をむかえました。雨上がりの霧を期待して裏高尾に行きましたが、到着が遅れて霧は消えつつありました。それでも何とかぎりぎり霧を絡めた風景を撮ることができました。

 葉桜と新緑の同居
(写真クリックで画面拡大)

 まばゆい新緑

 山ザクラと新緑

木々は芽吹きから新緑までの期間が短く、山はあっという間に緑におおわれます。
私の個展が始まった4月1日には、カツラの木が芽吹きの最中でピンク色でしたが、今はまばゆい新緑に変わりました。

 まばゆいカツラの新緑

 カツラの森の新緑

雨上がりの小さな世界

私は新緑の季節が大好きです。特に芽吹きから黄緑に変わった直後は色も鮮やかで眩しいくらいです。緑の中に身を置くと、撮影時間に遅れた後悔や日々の小さなストレスもいつの間にか消えてなくなっていました。

2017年4月16日日曜日

桜のある風景(裏高尾)

裏高尾は「梅」で有名ですが、実は「桜」も撮りがいのある場所でもあります。街道沿いにはソメイヨシノやシダレ桜も咲き、山間ののんびりとした桜風景や鉄道との桜風景を切り取ることができます。

 山桜
(写真をクリックすると画面が大きくなります)

街道沿いの桜 

 山間の田園風景

鉄道(成田エクスプレス)と桜風景

裏高尾は3月の梅の時期を過ぎるとカメラマンは極端に減り、ハイカーで賑わいます。しかし、4月上旬~中旬頃は山間に咲く桜も結構楽しめます。霧が流れると幻想的な風景になります。

2017年4月14日金曜日

市民カメラマンとしてのボランティア活動(H28-10) 桜開花

平成28年度の市民カメラマンとしての最後の活動は市内の桜開花を取材することです。八王子市は3月28日に市役所北側のソメイヨシノが開花したものの、寒い日が続いたため市内の桜が満開となったのは4月10日前後でした。今回は市内5箇所の桜を取材しました。

1.裏高尾の桜
 裏高尾バス停付近

 裏高尾の桜

2.高楽寺のしだれ桜
 毎年美しい姿を見せてくれます

 背景に寺院の灯りと窓を入れてみました。

3.栃谷戸公園
石橋としだれ桜で有名
しかし、花は散り来年リベンジ!

 公園奥の広場にあるしだれ桜は満開
そこで遊ぶ犬と坊やを取材しました。

4.浅川の桜並木
今や名所と言える浅川の桜並木です。

朝陽を浴びて赤く色ずく桜並木

5.滝山城跡
今も昔も八王子の桜の名所・滝山城跡

滝山城址の桜

市民カメラマンとしてのボランティア活動は今回の「桜開花」の取材で最後となります。平成27年4月に八王子市市民カメラマン制度が発足し、最初の市民カメラマンとして2年間活動させて頂きました。この活動を通して多くの行事に参加し、沢山の方々に協力して頂き無事終えることが出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

2017年4月9日日曜日

雨の里山風景

雨の日の撮影は大変ですが、しっとり落ち着いた風景が撮れるので進んで撮るようにしています。雨が降ったらこの場所へと思う場所があり、早朝に訪れました。

 春爛漫

 春の里山

ここは神奈川県城山町の里山です。4月5日に訪れ、この場所が気に入りました。
今は菜の花、桜、桃の花が満開です。竹藪の向こうに形の良い桜の木を見つけました。

 竹藪の向こうに

 雨に濡れて

里山の普通の風景なのですが、雨が降る植物が元気で鮮やかに見えます。

鮮やかな色

この日、雨に濡れた桜の前でこの木の良さを出すにはどうすべきか、構図、背景、露出条件などを微妙に変化させながら撮影しました。

内藤昇 風景写真展の様子(その2)

裏高尾のふじだなで開催中の私の写真展も3分の1が過ぎました。昨年お越し頂いた方々や中学校時代の友達との再会、所属する写真教室の仲間との写真談義など写真展を通して沢山の交流が生まれています。

写真展会場「ふじだな」の様子 

 会場の前は木々の芽吹きがご覧頂けます。

満開の桜と新緑のコラボが楽しめます。

裏高尾の桜や新緑撮影のついでに私の写真展にもお越し頂ければ嬉しいです。
写真展情報は以下の通りです。

2017年4月8日土曜日

里の春

神奈川県城山町の田園地帯を走っていると、美しい風景が目に飛び込んで来ました。これまでは美しい風景に出会ってもそこに人工物があると、避けるようにフレーミングしてきました。しかし風景写真家・佐藤尚さんの写真展と写真集を観て以来、考え方が変わってきました。

田園の春
(写真をクリックすると画面が大きくなります)

 畑を耕す農夫

風景写真家・佐藤尚氏によれば都会に近い田園地帯では周囲に民家や電柱、柵、ビニールハウスや農機具など様々な人工物が点在し、それらを避けることは困難である。それならば、人工物もありのままに受け入れ、生活感のある風景として捉えようとする考え方である。

桜鯉のぼり

風景写真と言えば従来から自然そのもの、すなわち「ネイチャー」を指してきましたが、風景写真の表現方法の一つとして、人工物もそのままに取り入れて表現する方法もありだと思いました。

2017年4月5日水曜日

春の遊水地を訪ねて

写真仲間と遊水地を訪れ春の風景を切り取ってきました。私は遊水地の撮影は未経験であったため、現地に詳しい写友の案内で撮影ポイントを教えてもらいました。当日の朝は雨上がりのため、朝霧が出て幻想的な光景に出会えました。

 朝の遊水地
(写真をクリックすると画面が大きくなります)

 朝霧が漂う池

空中に浮かぶ熱気球

 野焼き後に出た葦の芽

 和船と遊水地

 からし菜の花が咲き誇る河川敷

青空に映える新緑

以前から遊水地の写真を見て訪れてみたいと思いつつも、広い遊水地を闇雲に探してもなかなか良い撮影ポイントは見つからないと思っていました。幸い現地に詳しい写友に案内してもらいようやく撮影にこぎ着けました。これからしばらく通ってみようと思います。