2017年4月8日土曜日

里の春

神奈川県城山町の田園地帯を走っていると、美しい風景が目に飛び込んで来ました。これまでは美しい風景に出会ってもそこに人工物があると、避けるようにフレーミングしてきました。しかし風景写真家・佐藤尚さんの写真展と写真集を観て以来、考え方が変わってきました。

田園の春
(写真をクリックすると画面が大きくなります)

 畑を耕す農夫

風景写真家・佐藤尚氏によれば都会に近い田園地帯では周囲に民家や電柱、柵、ビニールハウスや農機具など様々な人工物が点在し、それらを避けることは困難である。それならば、人工物もありのままに受け入れ、生活感のある風景として捉えようとする考え方である。

桜鯉のぼり

風景写真と言えば従来から自然そのもの、すなわち「ネイチャー」を指してきましたが、風景写真の表現方法の一つとして、人工物もそのままに取り入れて表現する方法もありだと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿