東山魁夷展
東山魁夷はブルーを基調とした絵が多く、長野県奥飛騨の御射鹿池と白馬の作品が特に有名です。絵画展では東京美術学校時代やドイツ留学時代の若い頃の絵に始まり、風景との対話を重ねながら描いた数々の秀作、そして晩年の水墨画や屏風絵の大作が時代別に展示されていました。
暗い色調の絵を観ていると、何かスーッとその世界に引きずり込まれそうな気になるのを覚えます。霧が流れる水墨画を観ると、こんなシーンに出くわしたらどのように撮ろうかなど構図が頭をよぎります。やはり秀作と言われる作品と対面し、心地よいと感じる瞬間を多く味わい、その心地よさは何なのかを分析できればと思います。
◎会期:3月4日(日)まで
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