2016年10月1日土曜日

巨樹の景

あきる野市の山奥に、岩の上に立つ樹齢300年以上といわれる樫の木の巨樹があります。この樫の木は今年の夏にアジサイ山を訪れた際に、地元の人から教わりました。しかしその時は「簡単には撮らせんぞ」とばかり私の前に立ちはだかり、構図も決まらず打ちひしがれて下山しました。今回はそのリベンジです。

岩の上に立つ樫の木の巨樹

木の裏側に回ってみました。

巨樹の雄姿

さらに立ち位置を変えたところで、木の大きさが分かるよう木の前に私が立ってみました。

巨樹の前で

まるで屋久杉の前に立ったような気持になれます。
結局この場所で3時間ほど巨樹と向き合いました。
粘っていると自然は向こうからヒントをくれることがあります。

苔むした巨樹

巨樹の近くで見つけたキノコ

それにしても、堅い岩の上に落ちた樫の木の種が育ち成長するまでには、幾多の困難があったと思います。その成長力には頭が下がります。私もこの樫の木のようにたくましく生きたいものです。

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