2016年3月17日木曜日

裏高尾のハナネコノメソウ

裏高尾のハナネコノメソウの群生地は日影沢が有名ですが、このポイントはハイカーやカメラマンで混雑するため、日影沢より上流の小下沢方面に行き、開花状況を調べてきました。


苔のきれいな渓流

木下沢梅林から渓流沿いの林道を上流に向かって30分程歩いたところに「高尾の森作業小屋」があります。この小屋から景信山へ向かう橋を渡たり、渓流沿いの苔の生えた岩にハナネコノメソウが分散して群生いています。この場所は山奥にあるため、開花時期は例年3月下旬から4月上旬となります。


 岩場にハナネコノメソウの一部が僅かに開花し始めていました。
(写真をクリックすると画像が大きくなります)


花弁が開き始めのハナネコノメソウを見つけました。


苔のきれいな滝


 岩沿いのハナネコノメソウの一部が開花していました。


小さいながらもとても愛らしい花です。
(この様な情景を撮るには薄曇りがベストです。)


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ハナネコノメソウ(ユキノシタ科)は山間や渓流の岩等に群生する多年草の植物です。
とても小さな花ですが、よく観ると白い花弁(ガク片)の中に赤い花(葯ヤク)があり、
とても可憐な花です。しかし、咲いている場所が岩場でしかも花が小さいため、
撮影には結構苦労します。撮影の際には、群生地が痛まないよう十分な配慮が
必要ですし、自分自身の身の安全にも十分注意する必要があります。

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